OpenAI GPT API(10) WebAppでの活用

今回はOpenAI APIをWebアプリケーションに組み込んで活用する方法を説明します。
PythonのWebアプリケーションフレームワークといえばDjangoが有名ですが、
今回はテスト用途なので、軽量でシンプルなフレームワークである
Flaskを試してみたいと思います。

Flaskの開発環境構築方法

Flaskのgithubリポジトリ
https://github.com/pallets/flask

まずは以下のコマンドでテスト用の仮想環境を作成します。
今回は仮想環境の名称を「env」と設定しました。

python -m venv env

仮想環境を作成することによりその環境内のみ有効な
pip installができるようになりますので、
いろいろなモジュールがインストールされてコンフリクトなどの
不具合が起こる可能性を回避できます。

source env/Scripts/activate

仮想環境にはいるには上記のコマンドで
仮想環境のディレクトリ内に作成されたenv/Scripts/activateを実行します。

仮想環境にはいることに成功すると、
以下のようにプロンプトの()内に仮想環境名(今回はenv)が表示されます。


これで仮想環境にはいることができましたので、
pipで必要なパッケージをインストールしていきます。

Flaskのインストール
pip install Flask

以下のように表示されFlaskのインストールが正常に完了しました。


次回はFlaskの簡単な使用方法、OpenAI APIの導入、WebアプリケーションとOpenAI APIを連携する方法を紹介します。

木曜日担当:nishida



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