VR

MetaQuestアプリの作成を簡単にするBuilding Blocks

Metaが提供している Unity 向けのQuestシリーズ用SDKに含まれるBuilding Blocksを使うと
簡単にQuest用アプリケーションを作成可能です。

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[VR] VIVE Eye Tracking SDK のセットアップ方法

今回はUnity VRの開発環境で、VIVE Eye Tracking SDK のセットアップをおこなう方法について紹介します。
以下の手順をおこなうことによりHTC VIVE Pro Eyeのアイトラッキング機能のセットアップおよび開発環境の構築をおこなうことが可能になります。

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Apple Vison Proの発売日が決定

Apple Vision Proの米国での発売日が2月2日に決定したそうです。

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次世代MRデバイスMeta Quest 3とApple Vision Proの比較について

VRデバイスだったMeta Quest 2がカラーパススルーによるAR機能を追加してMeta Quest 3にアップデートされ、また来年度にはApple社より注目されているMRデバイス Apple Vision Proが発売予定とされています。

Image credit: Apple

Meta Quest 3が499ドル(約7.5万円)という比較的安価で発売されているのに対して、Apple Vision Proの販売価格は3,499ドル(約52万円)と高価です。

MRデバイスとして注目されているこれらの2機種ですが、先日、中国のWellsenn XR社より製造原価の推計が発表されました。

(参考記事) Meta Quest 3 & Apple Vision Pro Production Costs Estimated By Supply Chain Analyst Firm
https://www.uploadvr.com/meta-quest-3-apple-vision-pro-production-cost-estimate/

(参考記事) Apple「Vision Pro」の製造原価は「Meta Quest 3」の4倍以上か——中国アナリストが推計
https://www.moguravr.com/manufacturing-costs-for-apple-vision-pro-and-meta-quest-3/

この記事によれば、Meta Quest 3の原価は430ドルに対して、Apple Vision Proの原価は1,726ドルになります。

Meta Quest 3の原価は430ドルで販売価格は499ドルなのでMeta社はMeta Quest 3を販売することで利益はほぼないか、損失している可能性もあるとのことです。Meta社は利益よりもVR/MRの普及とマーケットのシェア獲得に注力しているようです。
Meta Quest 3ではハイエンドのMR/VR用チップセット「Snapdragon XR2 Gen 2」が採用されており、これが最も原価がかかっているパーツとされています。

一方、Apple社は高性能の独自チップセットM2やR1が搭載される予定ですが、Apple Vision Proで最も原価がかかっているパーツはディスプレイで、高価なソニー社マイクロOLEDディスプレイが採用予定で、おそらく画面の綺麗さ、MR合成の自然さはMeta Quest 3以上と推測されます。

現状のMeta Quest 3で高クオリティのMR体験が可能なので、それよりも高品質なApple Vision ProのMRには期待は高まります。

木曜日担当:nishida



VR/ARの新しいユーザーインターフェイスについて

VR/ARデバイスが小型・軽量化され、MR技術によりヘッドセットをかぶったままでも周囲の様子の確認ができるようになれば、将来はヘッドセットを装着したまま外出する用途もでてきそうです。
そのようなヘッドセットが登場すれば、視野全体をスクリーンとして活用できるため、現状のスマートフォンの小さな画面を置き換えるようなものになるのかもしれません。

外出先や公共の場所でVR/ARデバイスの操作をおこなうには、現状のハンドトラッキングによる手の動きや音声入力による操作の場合、周囲の目が気になります。

周囲が気にならない操作方法として舌による操作がMicrosoft社により研究開発されているようです。舌による操作の場合、口を閉じた状態での操作になるため、周囲から気づかれることなく操作をおこなうことが可能になります。

舌による操作認識の研究には、VRヘッドセットとして「HP Reverb G2 Omnicept Edition」の使用と併用して以下の脳波測定用ヘッドバンド「Muse2」の組み合わせで使用されています。

Muse2
https://www.amazon.co.jp/musu-MU-03-GY-ML-two-import/dp/B07HL2S9JQ

HP Reverb G2 Omnicept Edition
https://jp.ext.hp.com/immersive/reverb_g2_omnicept/

このような研究はVR/ARデバイスの小型・軽量化がさらにすすんで、メガネのように気軽に装着して外出できるようになる時代がくれば、さらに注目されると思います。

(参考)「前歯を舌でタップ」「舌をかむ」 VRヘッドセットを“舌操作” 米Microsoftが開発
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/25/news042.html

木曜日担当:nishida




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