AI
- 2026年04月23日
- AI
AIとOSSのセキュリティの今後について
コードの脆弱性を高速で見つけ出すAIがリリースされ、セキュリティ業界に大きな波紋が広がっています。
AIによる脆弱性発見
Anthropicが4月に発表した Claude Mythos Preview は、従来モデルを大きく上回る脆弱性発見能力とエクスプロイト生成能力を備えています。
Claude Mythos Preview は、Linuxカーネルのような重要ソフトウェアにおいて、長年見逃されてきた深刻な欠陥を特定してアクセス権限を得るエクスプロイトを作成することに成功したとされています。
これはセキュリティ向上の観点では大きな前進です。しかし同時に悪用も可能という側面も持っています。
守り側の先手を取る Project Glasswing
これが悪用されると、経済、公共の安全、国家安全保障に影響がでる可能性があります。
こうしたリスクを踏まえ、Anthropicは Project Glasswing を開始しました。
これは Claude Mythos Preview の一般公開を取り下げ、一部の企業・組織に限定提供することで、防御目的に活用してもらう取り組みです。参加企業には、Apple、Microsoft、Google、Amazon Web Services などが名を連ねています。
今後の課題
限られた組織への限定的提供がもたらす格差、そしてOSSの民主性や透明性への影響。脆弱性発見スピードが、修正スピードを上回る問題。
これらは、これからのセキュリティ戦略を考える上で避けて通れないテーマになりそうです。
参考URL
https://www.anthropic.com/glasswing
木曜日担当:nishida
nishida at 2026年04月23日 10:00:00
- 2026年04月15日
- AI
AIはクラウドから手元へ?Google「Gemma 4」が変える使い方
2026年4月、Googleが新しいAIモデル「Gemma 4」を公開しました。今回のモデルは、これまでのAIとは少し違い、「クラウドで使うAI」ではなく、自分のPCやスマートフォンで動かせるAIとして注目されています。
続きを読むtanaka at 2026年04月15日 10:00:00
- 2026年03月18日
- AI
Metaが“AIだけのSNS”を買収――Moltbookが示す次のネットの形
2026年3月、Meta(旧Facebook)がAIスタートアップ「Moltbook(モルトブック)」を買収したというニュースが話題になっています。このMoltbook、実は少し変わったサービスで、「人間が使えないSNS」として注目を集めていました。
最大の特徴は、ユーザーがすべてAIで構成されている点です。つまり、人間ではなくAI同士が投稿し、AIが読むSNSという仕組みです。
続きを読むtanaka at 2026年03月18日 10:00:00
- 2026年03月04日
- AI
日本の半導体復活なるか?Rapidusが2nmチップ量産へ向け資金調達を加速
日本の半導体企業「Rapidus(ラピダス)」が、次世代半導体の量産に向けた動きを加速させています。2026年2月、政府と民間企業から約2676億円(約17億ドル)の資金を調達したことが発表されました。これは、北海道千歳市で建設が進む最先端半導体工場の開発を進めるための資金です。
Rapidusは現在、世界最先端とされる2ナノメートル(nm)プロセス半導体の量産を2027年に開始することを目標としています。もし実現すれば、日本の半導体産業にとって大きな転換点になる可能性があります。
続きを読むtanaka at 2026年03月04日 10:00:00
- 2026年02月18日
- AI
加速する「AIデータセンター」投資――GPUと電力を巡る新しい競争
2025年以降、日本国内で「AI向けデータセンター」への投資が拡大しています。生成AIの普及に伴い、従来のクラウド用途とは性質の異なる“AI処理に最適化されたインフラ”への需要が高まっています。
特に注目されているのは、GPUを多数搭載したAIサーバー群と、それを支える電力・冷却設備です。従来型のデータセンターと比較して、より高い電力密度や冷却性能が求められる点が特徴です。
続きを読むtanaka at 2026年02月18日 10:00:00