AI対応PCが当たり前になる?2026年に見えてきたパソコンの変化

2026年に入り、パソコンの世界でひとつの大きな変化が見え始めています。それが「AI対応PC」の存在感が一気に高まってきた、という点です。CES 2026では、各社からAI処理を前提としたPCや小型デバイスが数多く登場し、これまでのPCの使われ方が変わりつつあることを感じさせる内容でした。

● 「AI対応PC」とは何が違うのか

最近よく耳にする「AI対応PC」とは、単に性能が高いパソコンという意味ではありません。文章生成や画像生成、音声認識といったAI処理を、クラウドだけに頼らず、パソコン本体の中で処理できる構成を持っているのが特徴です。

そのために、CPUやGPUとは別に、AI処理専用の回路(NPUなど)を搭載するモデルが増えてきました。これにより、AIを使った機能をより軽快に、かつネットワーク環境に左右されにくく使えるようになります。

● 小型PCにもAI機能が広がる

これまでAI向けの処理といえば、大きなデスクトップPCやサーバーが中心でした。しかし最近は、手のひらサイズのミニPCでもAI処理を想定したモデルが登場しています。

CES 2026では、ノートPC並みのAI性能を備えたミニPCが複数展示されており、「場所を取らずにAIを使う」という選択肢が現実的になってきた印象を受けました。オフィス用途だけでなく、開発環境や検証用マシンとしても使いやすそうです。

● Windows側の変化も大きい

ハードウェアだけでなく、Windows側の変化も見逃せません。最近のWindowsでは、AI機能を前提とした操作や支援機能が徐々に増えてきています。

これまでは「AIを使うために専用アプリを起動する」必要がありましたが、今後はOSや標準機能の中に自然にAIが組み込まれていく流れになりそうです。そのため、AI対応PCを使うことで、こうした機能の恩恵をよりスムーズに受けられるようになります。

● なぜ今、この動きが目立ってきたのか

AI対応PCが注目されている背景には、いくつかの要因があります。

  • AI処理向けチップの性能向上と省電力化
  • 生成AIを使ったアプリや機能の増加
  • クラウドだけに頼らない使い方へのニーズ

これらが重なり、「AIは特別な人が使うもの」から「普段のPC作業の延長で使うもの」へと立ち位置が変わりつつあるように感じます。

まとめ

2026年は、パソコンが単なる作業道具から、AIと一体で使うツールへと変わっていく過程が、はっきり見えてきた年と言えそうです。AI対応PCはまだ発展途上ですが、今後は新しくPCを選ぶ際に「AI対応かどうか」を意識する場面が増えていくかもしれません。

日本国内でも、法人向け・個人向けを問わず、こうした流れがどこまで広がるのか、しばらく注目していきたいところです。

水曜担当:Tanaka



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