VR

MetaQuestアプリの作成を簡単にするBuilding Blocks

Metaが提供している Unity 向けのQuestシリーズ用SDKに含まれるBuilding Blocksを使うと
簡単にQuest用アプリケーションを作成可能です。

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次世代MRデバイスMeta Quest 3とApple Vision Proの比較について

VRデバイスだったMeta Quest 2がカラーパススルーによるAR機能を追加してMeta Quest 3にアップデートされ、また来年度にはApple社より注目されているMRデバイス Apple Vision Proが発売予定とされています。

Image credit: Apple

Meta Quest 3が499ドル(約7.5万円)という比較的安価で発売されているのに対して、Apple Vision Proの販売価格は3,499ドル(約52万円)と高価です。

MRデバイスとして注目されているこれらの2機種ですが、先日、中国のWellsenn XR社より製造原価の推計が発表されました。

(参考記事) Meta Quest 3 & Apple Vision Pro Production Costs Estimated By Supply Chain Analyst Firm
https://www.uploadvr.com/meta-quest-3-apple-vision-pro-production-cost-estimate/

(参考記事) Apple「Vision Pro」の製造原価は「Meta Quest 3」の4倍以上か——中国アナリストが推計
https://www.moguravr.com/manufacturing-costs-for-apple-vision-pro-and-meta-quest-3/

この記事によれば、Meta Quest 3の原価は430ドルに対して、Apple Vision Proの原価は1,726ドルになります。

Meta Quest 3の原価は430ドルで販売価格は499ドルなのでMeta社はMeta Quest 3を販売することで利益はほぼないか、損失している可能性もあるとのことです。Meta社は利益よりもVR/MRの普及とマーケットのシェア獲得に注力しているようです。
Meta Quest 3ではハイエンドのMR/VR用チップセット「Snapdragon XR2 Gen 2」が採用されており、これが最も原価がかかっているパーツとされています。

一方、Apple社は高性能の独自チップセットM2やR1が搭載される予定ですが、Apple Vision Proで最も原価がかかっているパーツはディスプレイで、高価なソニー社マイクロOLEDディスプレイが採用予定で、おそらく画面の綺麗さ、MR合成の自然さはMeta Quest 3以上と推測されます。

現状のMeta Quest 3で高クオリティのMR体験が可能なので、それよりも高品質なApple Vision ProのMRには期待は高まります。

木曜日担当:nishida



Meta Quest 3が発売開始されました!

Meta社の新型ヘッドセット、Meta Quest 3 が昨日(2023/10/10)発売開始されました!

Image Credit: Meta

Quest 1やQuest 2 はVR(Virtual Reality 仮想現実)ヘッドセットでしたが
Quest 3ではMR(Mixed Reality 複合現実)ヘッドセットとして登場です。

Apple社から来年(2024年)発売予定の Vision Pro もMRヘッドセットとしての使用がアピールされていたので、今後はVRをさらに発展させたMRが主流となっていきそうです。

VRの仮想空間では現実世界と切り離された仮想空間の中でゲームをプレイしている人は
その他の人(ゲームをプレイしている人を横から見ている人)と現実では同じ空間にいても
隔離されて孤立してしまうという問題がありました。

VR体験を同じ部屋にいる他の人といっしょに共有できないという点がVRの弱点かなと思っていましたので、その弱点が今回のMR対応によって解消されたように思います。

MRではパススルーカメラで見えている現実世界の上に仮想のオブジェクトを配置して遊ぶことができ、
それをリアルタイムで複数のヘッドセットと共有することができます。同じ部屋に集まって複数人で
遊ぶ際などQuest 3が人数分用意できれば、みんなで同じ空間を共有しながら遊ぶことができます。

以下のYouTubeで、複数人で同じ部屋でMRのボードゲームやシューティングゲームをする様子が紹介されています。
https://www.youtube.com/shorts/r9txAdERckY

これは今までにない楽しい体験ができそうです。

木曜日担当:nishida



OpenXRSDKをVisualStudioでビルド

OpenXRのSDKサンプルをVisualStudioでビルドできるようにしたプロジェクト
をMicrosoftが公開していたので、触りながら勉強できるようにビルドおよび
エミュレータで実行できる環境を整えようと思いました。

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XR(AR・VR・MR)動向

先日WWDC2018が開催され、iOS12や次期macOSの基本機能が発表されました。
その中で、iOS11から追加されたARKitが更にグレードアップされて複数のデバイスでAR(拡張現実)空間を共有できる機能が追加されたことが紹介されました。

一方それと関連した言葉として、MR(複合現実)VR(仮想現実)があります。

今回はAR、MR、VRにそれぞれどのようなアプリケーションが存在するのかまとめて見ようと思います。

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アプリ関連ニュース

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