技術情報
視界がディスプレイになるAIスマートグラス
スマートフォンやスマートウォッチに続く次世代デバイスとしてスマートグラスが注目されています。
一見すると普通のメガネですが、レンズ内に情報を表示できるディスプレイを搭載し、日常生活を大きく変える可能性を秘めています。
以下のような製品があります。
Rokid スマートAIグラス
https://jp.rokid.com/pages/rokid-glasses
・視界に情報を表示するディスプレイ
通知やナビゲーション、翻訳結果などを視界に直接表示。スマートフォンを取り出さなくても必要な情報を確認できます。
・度付きレンズにも対応
専用の度付きレンズを装着できるため、普段メガネを使用している人でも利用できます。
・AIアシスタントが「見て」答える
内蔵カメラで見ている景色をAIが認識し、建物や物体について質問すると、その場で回答を表示・音声案内してくれます。
・リアルタイム翻訳・字幕表示
外国語の会話をリアルタイムで字幕表示したり、看板やメニューを翻訳したりと、海外旅行やビジネスシーンでも活躍が期待されます。
・ハンズフリーカメラ
写真や動画をハンズフリーで撮影可能。スポーツや旅行など、両手がふさがる場面でも自然な視点で記録できます。
・Googleマップによるナビゲーション
ルート案内を視界に表示できるため、スマホを見る回数を減らせます。
目的地までスムーズに移動できるのも魅力です。
・まとめ
スマートフォンは「手に持って操作する」デバイスですが、スマートグラスはハンズフリーで「見るだけで情報を得る」という新しい体験を提供します。
まだまだ発展途上の製品ではあるものの、翻訳、AI検索、ナビ、カメラを日常的に利用する人にとって、スマホに代わる次世代デバイスとなる可能性を感じさせる製品です。
木曜日担当: nishida
nishida at 2026年07月09日 10:00:00
「Ray-Ban Meta」の日本発売と「Meta Quest」との違い
メタのAIグラス「Ray-Ban Meta」日本で5月21日に発売 LINE連携も準備中
https://japan.cnet.com/article/35247685/
Meta Questは、VR・MRによる次世代コンピューティングを感じさせる製品でしたが、今回発表された「Ray-Ban Meta」は、その流れを日常生活に持ち込むデバイスだと感じました。
これまでAIはスマホやPCの画面の中で使うものでしたが、Ray-Ban Metaは「身につけるAI」という点が大きな特徴です。普通のメガネのようなデザインで、写真撮影や通話、AIへの質問をハンズフリーで行えるのはかなり未来感があります。
特に印象的だったのは、「技術を目立たせない」という考え方です。ガジェット感を前面に出さず、普段使いできるデザインにしたことで、現実での使用がやりやすくなったと思います。
Meta Quest → 仮想空間に入る体験
Ray-Ban Meta → 現実世界でAIを使う体験
という形で、Metaが「スマホ以降」の新しい体験を作ろうとしているのが伝わってきます。
一方で、カメラ搭載によるプライバシー問題など課題もあり、社会的なルール整備は必要だと思います。
AIが画面の中から出てきて、日常に自然に溶け込み始めたことを感じる、とても興味深いニュースです。
木曜日担当:nishida
nishida at 2026年05月28日 10:00:00
壁や机がタッチパネルに?東北大学が“未来の操作技術”を発表
東北大学の研究チームが、壁や机、窓といった身の回りの物体を“タッチスクリーン”として使える新しい技術を発表しました。AR(拡張現実)とAIを組み合わせることで、特別なパネルがなくても、さまざまな場所を操作面として利用できる仕組みです。
続きを読むtanaka at 2026年05月20日 10:00:00
MetaQuestアプリの作成を簡単にするBuilding Blocks
tanaka at 2024年02月21日 10:00:00
次世代MRデバイスMeta Quest 3とApple Vision Proの比較について
VRデバイスだったMeta Quest 2がカラーパススルーによるAR機能を追加してMeta Quest 3にアップデートされ、また来年度にはApple社より注目されているMRデバイス Apple Vision Proが発売予定とされています。

Image credit: Apple
Meta Quest 3が499ドル(約7.5万円)という比較的安価で発売されているのに対して、Apple Vision Proの販売価格は3,499ドル(約52万円)と高価です。
MRデバイスとして注目されているこれらの2機種ですが、先日、中国のWellsenn XR社より製造原価の推計が発表されました。
(参考記事) Meta Quest 3 & Apple Vision Pro Production Costs Estimated By Supply Chain Analyst Firm
https://www.uploadvr.com/meta-quest-3-apple-vision-pro-production-cost-estimate/
(参考記事) Apple「Vision Pro」の製造原価は「Meta Quest 3」の4倍以上か——中国アナリストが推計
https://www.moguravr.com/manufacturing-costs-for-apple-vision-pro-and-meta-quest-3/
この記事によれば、Meta Quest 3の原価は430ドルに対して、Apple Vision Proの原価は1,726ドルになります。
Meta Quest 3の原価は430ドルで販売価格は499ドルなのでMeta社はMeta Quest 3を販売することで利益はほぼないか、損失している可能性もあるとのことです。Meta社は利益よりもVR/MRの普及とマーケットのシェア獲得に注力しているようです。
Meta Quest 3ではハイエンドのMR/VR用チップセット「Snapdragon XR2 Gen 2」が採用されており、これが最も原価がかかっているパーツとされています。
一方、Apple社は高性能の独自チップセットM2やR1が搭載される予定ですが、Apple Vision Proで最も原価がかかっているパーツはディスプレイで、高価なソニー社マイクロOLEDディスプレイが採用予定で、おそらく画面の綺麗さ、MR合成の自然さはMeta Quest 3以上と推測されます。
現状のMeta Quest 3で高クオリティのMR体験が可能なので、それよりも高品質なApple Vision ProのMRには期待は高まります。
木曜日担当:nishida
nishida at 2023年11月30日 10:00:00