Laravel 9に搭載される機能の紹介

Laravel v9はLaravelの次のLTSバージョンで、2022年2月頃に登場する予定です。この記事では、これまでに発表された新機能や変更点を概説したいと思います。

テストカバレッジオプションを追加

新しいartisan test –coverage オプションは、テストカバレッジをターミナルに直接表示します。また、–min オプションを使用すると、テストカバレッジの最小閾値を指定することができます。

画像はlaravelのリリースから引用しています。

Enumを使った暗黙のルートバインディング

PHP 8.1ではEnumのサポートが導入されました。Laravel 9では、ルート定義にEnumをタイプヒントする機能が導入され、LaravelはそのルートセグメントがURIの有効なEnum値である場合にのみルートを呼び出します。そうでない場合は、HTTP 404レスポンスが自動的に返されます。例えば、次のようなEnumがあるとします。

ルートセグメント {category} が fruits または people のときだけ呼び出されるルートを定義することができます。そうでない場合は、HTTP 404 レスポンスが返されます。

全文インデックス/Where句

fullText メソッドをカラム定義に追加して、フルテキストインデックスを生成することができるようになりました。

$table->text('bio')->fullText();

whereFullTextまたはWhereFullTextメソッドを使用すると、フルテキストを取得することができます。

$users = DB::table('users')
           ->whereFullText('bio', 'web developer')
           ->get();

* laravelのリリースから引用しています。

また、公式リリースページもご覧いただけます。

今週はここで終了となります。

最後までご高覧頂きまして有難うございました。

By Ami



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