XamppのMariaDBをMySQLに置き換える方法(1)
開発/検証環境を手軽に構築するためにはXamppの導入は有効ですが、Xamppに含まれるDBが本番サーバーのDBと異なる場合、同じものにあわせて検証をおこなう必要があります。
今回は本番サーバーのDBがMySQLと仮定して、Xamppに含まれているMariaDBをMySQLに置き換える方法をシェアしたいと思います。
必要なインストーラーの準備
今回は例としてWindows10環境でXampp 7.4.22を使用している場合で、DBにMySQL 8を使用したい場合を説明します。XamppおよびMySQLは以下のURLよりダウンロードが可能です。
■MySQL 8.0.26
https://dev.mysql.com/downloads/mysql
Windows (x86, 64-bit), ZIP Archive
Xampp 7.4に含まれているDBの確認
まずはXampp 7.4のインストールをおこないます。
以降の説明ではインストールパスは以下の階層にインストールされているものとして説明します。
C:\xampp7422
XAMPP Control PanelからApacheとMySQLの起動をおこないます。
また現状、XAMPP Control Panelでは、DBの名称はMySQLになっていますが、実際はMySQLではなくMariaDBがインストールされていることを確認します。
phpMyAdminにログインすると、以下のようにMySQLではなくMariaDB 10.4.20がインストールされていることが確認できました。
次回は上記の「MariaDB 10.4.20」を「MySQL 8.0.26」に置き換える方法を説明します。
木曜日担当:nishida
nishida at 2021年10月14日 10:00:00