Windowsで仮想ディスクを暗号化
- 2025年8月06日
- Windows
USBメモリは便利な反面、紛失や盗難による情報漏洩リスクがあります。
仮想ハードディスク(VHD)を作成し、
BitLockerで暗号化することでリスクを低減できるかもしれません。
USBメモリにVHDを作成し、暗号化する手順を解説します。
目次
仮想ハードディスク(VHD)とは?
VHDとは、Windowsが提供する仮想的なハードディスクで、ファイルとして扱うことができます。
- 拡張子:
.vhd
または.vhdx
- メリット:必要なときにマウントして利用。BitLocker暗号化にも対応。
- USBに保存して、1つのファイルとして持ち運ぶことが可能。
USBメモリにVHDを作成する手順
- スタートメニューから「ディスクの管理」を開く。
- メニューから「VHDの作成」を選択。
- 保存場所にUSBメモリを指定し、サイズ・形式(VHDX推奨)を選択。
- 作成後、VHDを「オンライン」にし、「新しいシンプルボリューム」でフォーマット(NTFS推奨)。
BitLockerでVHDを暗号化する方法
- 作成したVHDをマウント(ダブルクリックでOK)。
- ドライブを右クリックし、「BitLockerを有効にする」を選択。
- パスワードの設定。パスワードは必ずバックアップ!
- 「使用済みの領域のみ暗号化する」を選択
- 暗号化方式:「互換モード」がおすすめ。
- 「暗号化の開始」で完了。
注意点と運用のポイント
- VHDファイルは定期的にバックアップしましょう。
- 他のPCで使用するには、BitLocker対応OSが必須です。
- VHDのマウントは必要なときだけ行い、使用後は「アンマウント(取り外し)」を推奨。
まとめ
VHDとBitLockerを組み合わせることで、USBメモリの安全性を高めることができます。
水曜担当:Tanaka
tanaka at 2025年08月06日 10:00:00