VR/ARの新しいユーザーインターフェイスについて

VR/ARデバイスが小型・軽量化され、MR技術によりヘッドセットをかぶったままでも周囲の様子の確認ができるようになれば、将来はヘッドセットを装着したまま外出する用途もでてきそうです。
そのようなヘッドセットが登場すれば、視野全体をスクリーンとして活用できるため、現状のスマートフォンの小さな画面を置き換えるようなものになるのかもしれません。

外出先や公共の場所でVR/ARデバイスの操作をおこなうには、現状のハンドトラッキングによる手の動きや音声入力による操作の場合、周囲の目が気になります。

周囲が気にならない操作方法として舌による操作がMicrosoft社により研究開発されているようです。舌による操作の場合、口を閉じた状態での操作になるため、周囲から気づかれることなく操作をおこなうことが可能になります。

舌による操作認識の研究には、VRヘッドセットとして「HP Reverb G2 Omnicept Edition」の使用と併用して以下の脳波測定用ヘッドバンド「Muse2」の組み合わせで使用されています。

Muse2
https://www.amazon.co.jp/musu-MU-03-GY-ML-two-import/dp/B07HL2S9JQ

HP Reverb G2 Omnicept Edition
https://jp.ext.hp.com/immersive/reverb_g2_omnicept/

このような研究はVR/ARデバイスの小型・軽量化がさらにすすんで、メガネのように気軽に装着して外出できるようになる時代がくれば、さらに注目されると思います。

(参考)「前歯を舌でタップ」「舌をかむ」 VRヘッドセットを“舌操作” 米Microsoftが開発
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/25/news042.html

木曜日担当:nishida



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