Pixel10の「マイボイス翻訳」

Googleが発表した「マイボイス翻訳」は、ユーザー自身の声色や抑揚を真似て、話した日本語がリアルタイムで外国語に翻訳される機能です。翻訳は音声認識・機械翻訳・AI合成音声生成を組み合わせたもので、オンデバイスで処理されるためプライバシー保護も考慮されているとのことです。

まだ実際に試していませんが、この機能、英語学習にも役立つように思われたので、どんな可能性があるかを想像してみました。

英語学習との親和性

この機能のポイントは、「翻訳された自分の文章」が、自分の声で外国語に置き換えられることです。要するに、自分が口にした日本語文章を英語で話したらどうなるかを、自分の声でリアルタイムに聞けるわけです。

英語学習として考えたとき、たとえば、自分で考えた英文、あるいは日常会話で使いたい表現を口にし、それがリアルタイムで英語に訳されて自分の声で聞けると、「こんな風に言いたい、自分だったらこう話したい」というイメージが鮮明になるのではないでしょうか。

自分の声で英語の発音を「聞く」という体験は、ただサンプル音声を真似るだけよりも、自分が「流暢に話せたときの自分」を想像しやすくすると思います。

人は自己イメージが強いほど、学習への情熱や継続力が上がると言われます。自分の声で外国語が再生されることは、もし自分が流暢に話せたらこんな風になるのかという未来を視覚化(聴覚化?)させてくれるので、モチベーションアップにもつながりそうです。

まだすぐに買い替える予定はありませんが、将来購入した際にはぜひ使ってみたい機能です。

木曜日担当:nishida



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