Android M

前回の記事で書きましたGoogle I/O 2015にてAndroid Mの発表がありました。

androidm

発表内容を見た所、見た目に関しては、kitkat→Lollipopへアップした時程インパクトは無かったです。
(デザイン路線をそうコロコロ変更されるとアプリ側で合わせるのも苦労しますしね…)

では、Mではどういった部分が変わるのかと言うと
大きく打ち出されているのが下の6つの項目です。

  1. Android Pay
  2. Fingerprint Support
  3. App Permissions
  4. App Links
  5. Chrome Custom Tabs
  6. Power&Charging

それぞれ簡単に説明すると

Android Pay
NFCを使った支払い機能をOSでサポートしますと言う物です。
すでに日本では既にお財布携帯あるのでバッティングするのでは?という懸念がありますが
新機能ですが目新しさは感じませんね…

Fingerprint Support
指紋センサーをOSでサポートしますと言う物です。
AndroidPayとも関係してきて、認証に指紋が使えるようになります。
アプリでも利用出来るようにAPIが用意されるとの事で、認証必要なアプリでは使えそうです。

App Permissions
アプリケーションの権限許可が個別になると言う物です。
現在は、アプリインストール時にアプリが求める権限(電話帳へのアクセス等々)を
一括で許可しているのですが、これがアプリが権限を求めた時に個別で許可を行うようになります。
(ぶっちゃけるとiOSと同じやり方にしたってことですね)

App Links
予め関連付けているアプリをアプリから呼び出す事が出来ると言う物です。
今も機能としてあるんですが、Mでは確認ダイアログ無しで
インストールされていない場合はインストールまで促せるということで機能強化と言った感じです。

Chrome Custom Tabs
アプリからブラウザのchromeを起動して、chromeの機能を使う事が出来るカスタムタブを提供されます。
アプリ>ブラウザでの違和感を無くすためと言う事なのですが
これに関してはどう使うのかがまだ理解できていないので勉強しなくてはなりません。

Power&Charging
バッテリー周りとUSBのType Cのコネクターが使えるようになると言う物です。
コネクターは説明する必要はないですが、バッテリー周りは意外とやってる事が複雑で
端末の加速度センサーを使って、ユーザーの利用状況判断して通信頻度を調整するとの事です。
アプリとしてもこの機能を使う事が出来るようになるとの事なので、
ユーザーに通知を行うアプリは使う事になりそうな機能です。

 

これらの機能を見ていると分かるのが、
ユーザーの操作をシームレスに行えるようにと言うのがコンセプトなのかなと思います。

現時点では、まだ正式な名前も無く「M」とだけ呼ばれていてリリース時期も不明です。
開発者向けにNexus5・6・9向けにプレビュー用のOSは配布されているとの事ですが
手元に無いのでインストール試せないので機会があれば触ってみたいですね。

 

月曜担当SH



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