Linux機にiSCSIターゲットを作成する

LinuxをインストールしたPCにtargetcliを使用してiSCSIターゲットを作成してみます。

CUIで操作するのでターミナルを起動します。
ターミナル上に apt-get install targetcli を入力して targetcli をインストールします。

sudo targetcli コマンドでソフトを起動すると、コマンド入力待ちになるので、
ls コマンドを入力しディレクトリツリーのように表示されるメニューを確認します。

iSCSI用のディスクイメージを /backstores/fileio に作成します
cd /backstores/fileio とコマンドを実行して移動し、
create [ディスクイメージの名称] [作成するディスクイメージのファイルパス] [ディスクサイズ]
を入力してディスクイメージを作成します。

次にiSCSIターゲットの作成を行います。
cd /iscsi コマンドを実行して移動します。
create [命名規則に則った名称] を入力してiSCSIターゲットを作成します。
この命名規則についてはこちらにあります。

次にiSCSIターゲットにiSCSI用のディスクイメージを紐づけを行います。
cd [作成したiSCSIターゲット名]/tpg1/luns とコマンドを入力して移動し
create /backstores/fileio/[作成したディスクイメージの名称] とコマンドを入力することで
紐付け完了です。

最後に exit コマンドで targetcli を終了します。

これでLinux機上にiSCSIターゲットを作成できました。

次回は今回作成したこのiSCSIにWindowsから接続を試してみます。

水曜担当:Tanaka



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