Linux機にiSCSIターゲットを作成する
- 2024年4月10日
- Linux
LinuxをインストールしたPCにtargetcliを使用してiSCSIターゲットを作成してみます。
CUIで操作するのでターミナルを起動します。
ターミナル上に apt-get install targetcli を入力して targetcli をインストールします。
sudo targetcli コマンドでソフトを起動すると、コマンド入力待ちになるので、
ls コマンドを入力しディレクトリツリーのように表示されるメニューを確認します。
iSCSI用のディスクイメージを /backstores/fileio に作成します
cd /backstores/fileio とコマンドを実行して移動し、
create [ディスクイメージの名称] [作成するディスクイメージのファイルパス] [ディスクサイズ]
を入力してディスクイメージを作成します。
次にiSCSIターゲットの作成を行います。
cd /iscsi コマンドを実行して移動します。
create [命名規則に則った名称] を入力してiSCSIターゲットを作成します。
この命名規則についてはこちらにあります。
次にiSCSIターゲットにiSCSI用のディスクイメージを紐づけを行います。
cd [作成したiSCSIターゲット名]/tpg1/luns とコマンドを入力して移動し
create /backstores/fileio/[作成したディスクイメージの名称] とコマンドを入力することで
紐付け完了です。
最後に exit コマンドで targetcli を終了します。
これでLinux機上にiSCSIターゲットを作成できました。
次回は今回作成したこのiSCSIにWindowsから接続を試してみます。
水曜担当:Tanaka
tanaka at 2024年04月10日 10:00:00