仮想世界に飛び込め!VRヘッドセットが今、熱い!(後編)

先日はPS4対応のProject Morpheus、9年間開発し現在も開発中のTotemという2つのVRヘッドセットを紹介しました。 どちらも興味があるのですが、それ以上に最近私の中でイチオシのVRヘッドセットが、Oculus Riftです! 英語で目を意味するVRヘッドセットなのですが、とにかく凄い!これは絶対流行ると思います。 これまでのVRヘッドセットより凄いんで、Facebook2045億円で買収されました!

ではでは、そんなOculus Riftが何がスゴイのか、簡単に説明したいと思います。

視野角が広い

先日、紹介したProject Morpheus、Totemは視野角は90度とかなり広いのですが、Oculus Riftはそれらを超える110度です。 人間の視野角が180度から200度である事を考えると、半分を超える視野を占有するので、モニターを見ているというより、本当に仮想世界にダイブしている気分になれると思います。

3D映像がクリア

通常の2Dモニターで立体視を実現しているものは、どうしても画面の一部がぼやけたり、ちらつきが気になる事があります。 ですが、Oculus Riftは、レンズ左、右それぞれ個別に映像を出力しており、その為クリアな映像を継続して見る事が出来ます。

ヘッドトラッキングが凄い

ヘッドトラッキングとは頭を動かすとそれに合わせてカメラも動く機能の事。 Oculus Riftの組み込まれており、精度も良く、頭の動きにかなり同町しているとの事です。

これらの機能がそれぞれ組み合わさり、半端ない没入感を生み出しているようです。 没入感については、実際に利用している人のリアクションを見ればお分かりになるかと思います。

 

あまりのリアクションに、ちょっと可哀想にも思えますね。

さて、Oculus Riftで私が一番魅力的なのがその価格です。 VRヘッドセットは結構高価格で、なかなか普及という点では一部の人しか広まりませんでした。 Oculus Riftの価格は、なんと350ドル!安い! この価格でしたら、手が伸びる範囲ですよね。

VRヘッドセットに限らず、あらゆるガジェットは価格がかなり重要な要素で高すぎると、どんな性能が良くても普及しないんですが、Oculus Riftは高い性能を有しながらお手頃価格で販売というのが、何と言っても強みですね。

……なのですが、実は、まだ正式版は販売しておらず、この価格は私のような開発者向けの値段となっています。つまり開発キットですね。 正式版は今年の夏予定ですが、おそらくこの価格に少し上乗せした金額が販売されるでしょう。

Oculus Riftは、VRヘッドセットの世界で独り勝ちをしそうな勢いで、既にアメリカでは大手アミューズメント施設が今月からOculus Riftの稼働が開始されるようです。

そんなOculus Riftですが、意外な事実があり、現在販売している開発キットについて、日本を優先して出荷するとの事です。 これは創業者の言葉で、どうやら日本人はOculus Riftのアプリをどの国よりも積極的に開発ているのが良かったみたいです。 そういう事もあり、そんな遠くない未来にOculus Riftが身近な場所で見かけるかもしれませんね。

木曜日担当 Window開発チーム 古村



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