Windows 10 Mobileを触ってみました
- 2016年4月14日
- Windows
Windows 10 Mobile「NuAns NEO」が会社に届きました。なので、ちょこちょこと触ってみました。iPhone、Androidとも異なる第三のスマホとなるのですが、どんな感じで仕上がっているのでしょう。
ホーム画面
ホーム画面はこんな感じです。
視認性も高く、最小のタイルでも余裕もタップできます。いい感じです。
iOSやAndroidと違ってページが無いのですが、よく使うアプリをホーム画面に登録して、後は検索又は「すべてのアプリ」で探せばいいだけなので、特に不自由は感じません。
システムボタン
画面下部にあるのがシステムボタンですが、左から「ヒストリーバック」、「ホーム画面に戻る」、「検索(Cortana)」となっています。
基本的にクセがあると感じたのは、左の「ヒストリーバック」です。Androidにも似たボタンが存在し、あれは前のページに戻るのですが、Windows 10 Mobile(以降モバイルと表記します)では前回使用したアプリに戻ります。
なので、前画面に戻りたいと思って、このボタンをタップしてしまい、期待した動きとは違ってホーム画面や前回使用したアプリに戻ったりします。
エクスプローラ(ファイラー)
これはとってもイイです!正直、他のスマートフォンでも対応して欲しいです。Windows 10 Mobileではファイラーが標準でバンドルされていますが、他のスマートフォンではどうかというと、iOSにはそもそもその概念が無く、Androidはマーケットからアプリをわざわざインストールしないといけないです。
Microsoft Edge(Webブラウザ)
他のスマートフォンと同等の機能を備えているので、いまのところあまり不満はありません。気になったのは、描画に少し時間がかかっている点くらいです。いいなと思ったのはリーディングリストで、モバイルで見たWebページをを登録すると、他のPCにもそのまま共有されます。(Microsoftアカウントの登録は必要です)
なので、電車での移動中に気になるページをとりあえずリーディングリストに放り込んで、後でPC上でゆっくり見るという使い方が出来ます。EvernoteのWeb クリッパーのような機能が最初から使える感じです。
OneDrive(オンラインストレージ)
Dropboxのようなオンラインストレージが最初から使えます。これを利用してモバイルとPC間でシームレスにファイルのやり取りが出来ます。普通に使いやすいです。
画面出力(デスクトップ共有)
モバイルと画面の同期を行います。この機能は使う場合は、PC側で専用のアプリをインストールする必要があります。
Windows Phone の画面出力アプリ
面白いのは、PC上で画面の表示だけでなく操作も行う事が出来ます。PCをプロジェクターに繋げば、モバイルの画面をそのまま投影する事も出来ます。
総評
出たばかりですので、もっと質が悪いかと思いきや、意外にも快適で使いやすいです。PCとのシームレスな連携も可能で、クラウドサービスとの同期も最初から行う事が出来るため、手に入れたその日からしっかりと使えるのは高評価だと思います。
残念な点はやはりiPhoneやAndroidとは比べられない程、アプリの数が少ない事でしょうか。後、メモ帳(テキストエディタ)が標準でバンドルされていない為、専用のアプリをインストールしないと、テキストファイルが開けないのが残念です。まぁ、このあたりはおいおい改善されていくと思います。
とりあえず、実機が手に入ったので空いた時間を利用してモバイル用アプリでも作っていきたいと思います。
木曜日担当 Window開発チーム 古村
komu at 2016年04月14日 10:00:07