PHP 可変変数の使用方法

$(ドル記号)を2つ重ねて記述することで変数を可変の変数名として使用することができます。

以下のサンプルコードでは3行目に「可変変数」を使用しており、変数名を動的に設定しています。

$fruits = array('apple'=>'りんご', 'banana'=>'バナナ', 'orange'=>'みかん');
foreach ($fruits as $key => $value){
    $$key = $value;
};
echo $apple."<br>";
echo $banana."<br>";
echo $orange;
実行結果:
りんご
バナナ
みかん

VSCodeのデバッグモードで変数が初期化され値がセットされる様子を確認しました。

上図は可変変数で変数名を宣言してセットするforeachループの1周目(りんご)が終わり、2周目(バナナ)に差し掛かったところです。

変数「$apple」には「りんご」がセットされていますが、この時点では変数「$banana」は「uninitialized」になっており初期化されていません。

この時点では、$keyに「banana」がセットされ、$valueに「バナナ」がセットされており、次のステップで変数「$banana」が初期化され値「バナナ」がセットされる段階です。

ステップオーバーで処理をもうひとつすすめると変数「$banana」がセットされました。

また$keyが「orange」に、$valueが「みかん」に更新され、foreachループが次の周回にはいったことを示しています。

このように可変変数を使用することで変数の初期化、および変数への代入を動的におこなうことが可能になります。

木曜日担当:nishida



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