新人奮闘記17

iOS入門

様々なアクションイベントについて、まとめたいと思います。

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iOSアプリの実機を検証する際、テストケースを作成しますが、検証内容で、「~をタップ、~をスクロールする」といったイベントで悩んだので、各イベントをまとめます。

例えば、横にスクロールできるような画面を持ったアプリの検証項目を考えた場合、「画面を左、または右にスクロールできるか」
という動作内容で右にスクロールは、右に向かって指を動かすのか、右の画面を呼び出すのか混乱する時があります。

そこで、スクロールについて考えてみました。

[スクロール]

パソコンでWEBページなどを閲覧している時、画面の下の内容が見えない時がありますが、その場合マウスホイールを下に回します。
同じように、スマートフォンで、閲覧している時、画面の下の内容が見えない時は、下に指を動かすと上のページへいってしまいます。

この事から、パソコンとスマートフォンは、モーションと画面の移動方向が真逆であると結論づける事ができました。

つまり、スマホで右にスクロールとは、画面の左に隠れている見えないページを見るために、指を右へ持っていくという事になります。
個人的には、とんでもない勘違いをしていました。右の画面を表示させる事では、なかった事が明白になりました。

次に、iOS端末にはクリックイベントがありますが、タップした瞬間や、タップしたままの状態等、細かく処理を分けている場合があります。

[タップ]

TouchUpInside
XcodeのStoryBordにてボタンを配置した時、既にTouchUpInsideが設定されています。デフォルトの操作といってよさそうです。

ボタンを押下し、ボタンの領域内で指を離した瞬間に呼ばれるイベントで
ボタンを押しっぱなしの状態では、呼ばれず、ボタンの領域外で指を離すと、無効になります。

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ボタンを押下し、ボタンの領域外で、指を離すとよばれます。

TouchDown
ボタンを押下、触れた瞬間によばれます。

[スワイプ]

画面を指で上下左右になぞるイメージの動作です。

[フリック]

画面を指で、上下左右になぞりあげるイメージで、スマホにて文字を入力する時や、画面ロックの解除などの場合に行うアクションです。

[ピンチイン]

2本の指で画面を縮小させる動作

[ピンチアウト]

2本の指で画面を拡大させる動作

まとめ

  • TouchUpInside は ボタンの領域内で指を離した瞬間に呼ばれるが、領域外では無効となるため、重要なボタン、データを削除するリセットボタンなど、押してしまったが、やっぱりやめたい場合などに使えそうです。
  • TouchDownはボタンに触れた瞬間に呼ばれるため、タップで競うようなゲームアプリや素早さを要求するものを作成する時に使用すると望ましい。
  • スワイプは、ゆっくりなぞるような、場面、お絵かきアプリのようなものに使えるかとおもいます。
  • ピンチイン、ピンチアウトは画像などの編集アプリを作成する時等に使えそうです。

まだまだ、理解できていない内容があるので、調査していきたいと思います。



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