Kinectの機能をおさらい!ゾンビも出るよ!

先日、iPhoneでおなじみのアップル社が、初代Kinectセンサーを作成していたPrimeSense社を買収したニュースが世界を駆け巡りました。 今回もアップルは買収の目的等は公開しませんでしたが、もしかすると未来のiPhone、iPadはKinectのような機能を搭載するかもしれませんね。 例えば、手を振るだけで画面をスワイプしたり、カメラで撮影した写真から人間だけを抜き出す……とか。

というわけで今回は改めてここ最近でKinectを使ったサービスを紹介し、Kinectで出来る事をちょっとおさらいしたいと思います。

KinectはNUIを実現する手段として使わる例が顕著です。その為プロジェクションマッピングとの相性は抜群にイイです。例えば、先日、インドで開催されたOdisha Biennale(日印合同のアートフェス)でも、Kinectは使われていました。

Odisha Biennale 2013 MOPA Snake

ダンサーの動きに合わせて背景が変化しています。Kinectでダンサーの動きを検出し、プロジェクターで投影している映像と逐次変化させているようです。

人間の動きを検出できるのでそれを利用したゲームも可能です。

Installation Ludique Interactive Kinect + Adobe AIR

 

Shapifyという会社はちょっと変わったサービスを開始しました。

Kinectで撮影したデータを基に、なんと自分自身のフィギュアを作成してくれるサービスです。 ちなみにお値段は59ドル。

Kinectには空間の奥行を検出する機能が含まれています。 その機能を利用して被写体の人物の3次元データを取得出来ます。 おそらくはそのデータからフィギュア作成に必要なデータを抽出し、Shapify社でフィギュアを完成させているようです。

 

kinectには人間を選別する機能があります。 それを利用したドキッとする演出がコチラです。

The Walking Dead – Interactive Kinect Store Front

人が通ると、ディスプレイに今まさに画面から飛び出そうとするゾンビ達が表示されます。 Kinectのセンサーが人間を抽出すると、ディスプレイが表示する仕組みになっています。 Kinectの、この人物認識ですが、ポスター内の人物等の人で無いものは、ちゃんと人間とは判断しません。 先ほど、空間の奥行を検出すると記載しましたが、人間の識別にもその機能が使われています。

他にも実はあまり使われていないのですが、音声認識(日本語対応!)や音の方位の検出、背景の除去、顔の動きの検出等々紹介していない機能があります。 また、それらは次の機会にでも説明したいと思います。

木曜日担当 Window開発チーム 古村



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