[HTC VIVE + Unity] レーザーポインターの実装方法 (2)
HTC VIVE用VRアプリ開発でUnityを使用してレーザーポインターを実装する方法を紹介します。
本記事は前回の「[HTC VIVE + Unity] レーザーポインターの実装方法 (1)」の続きです。
カメラをHTC VIVEのヘッドマウントディスプレイ用のカメラに変更する。
Unity標準の状態でプロジェクトに設定されているカメラオブジェクト(Main Camera)は不要ですので削除します。
かわりにImportしたSteamVRプラグインから[CameraRig] prefabを使用します。
SteamVR/Prefabs から [CameraRig] prefab をシーンのヒエラルキーにドラッグ&ドロップします。
これにより、カメラがHTC VIVEのヘッドマウントディスプレイ用のカメラに変更になり、また[CameraRig] prefab配下にはHTC VIVEの左右のコントローラーも含まれています。
この時点で「Play」ボタンを押して動作の確認をします。
初回動作確認時は、SteamVR Inputの設定がおこなえていないため以下の画面が表示されます。「Yes」をクリックします。
さらに下図の画面が表示されますので「save and generate」をクリックします。
「Play」ボタンを押してHTC VIVE ヘッドマウントディスプレイをかぶってください。
手にもったコントローラーを動かしてみると、下図のようにVR空間内のコントローラーの位置が画面上でも反映されていることが確認できると思います。
次回は今回追加したHTC VIVEコントローラーの先からレーザーポインターが出力されるようにする設定方法を紹介したいと思います。
金曜日担当:nishida
nishida at 2021年01月29日 10:00:41