スマートフォン ノッチの進化
最近のスマートフォンは、端末の大きさを変えずに可能な限り画面サイズを大きくする方向で進化しています。
iPhoneXsに代表される最近のスマートフォンは少しでも画面を大きくしたい、しかもフロントカメラも搭載したいという要求からノッチと呼ばれる画面の切り抜きが入っており、その部分にフロントカメラを埋め込むのが一般的です。

私は最初にこのノッチデザインを見たときは画面が欠けているように見え、違和感がありましたが見慣れるとすぐに慣れました。
スマートフォン販売店で、いろいろなスマートフォンを手にとってみると、しずく(水滴)型のノッチや、パンチホール(穴あき)型や、カメラが飛び出す方式(スライド式)など、いろんなメーカーがノッチをどうするか、メーカー毎に異なるアプローチや工夫が感じられて、とてもおもしろいと思いました。
似たようなデザインのスマホが多い中、ノッチ部分がスマートフォンデザインの個性のようにもなっており、あえてノッチ部分をおおきく目立たせたPixel3XLなど特に興味深く思いました。(好き嫌いがはっきりわかれるデザインかとも思いました)
そんな中、OppoとXiaomiがTwitterで新しい技術を発表しました。
■Oppo
https://twitter.com/oppo/status/1135393369113280512
■Xiaomi
https://twitter.com/Xiaomi/status/1135447561202937857
上記ツイート内の動画で、見たところノッチはなくフルスクリーン画面であるにも関わらず、セルフィー(前面カメラ)での撮影がおこなえています!!
フロントカメラは一体どこにあるのでしょう?
これを可能にするのは液晶の下にカメラを埋め込む新技術によるもののようです。
端末の大きさを変えずに可能な限り画面サイズを大きくするのに液晶の下にカメラを埋め込むというアイデアはひとつの到達点のように思われます。
これは製品化が待ち遠しいです。
木曜日担当:nishida
nishida at 2019年06月13日 10:00:37