スマートフォンでスマートライフ
こんにちわ、iOS開発のYoheiです。
昨今、スマートフォンの活用幅はぐんぐん広がり続けていますね。
今回は、これからの私たちの生活を変化させるかもしれない、スマートフォンのサービスについて紹介します
まずは車です。
下記記事によりますと、アメリカの自動車会社ゼネラルモータースでは、2014年から発売する多くの車種で、スマートフォンを使って解錠したりエンジンやエアコンをスタートさせる機能を標準搭載するそうです。
これがあればキーを持つ必要も、暑い日にサウナ状態になった車内に意を決して突入する必要も、寒い日の朝にエンジンが温まるのを待つ必要も無くなってしまうのですね。
私が以前乗っていたのはクラシックカーと呼ばれる類いの車で暖機運転が欠かせなかったので、とてもうらやましい機能です。
鍵と言えば、車だけではなく普通のドアキーもiPhoneに置き換えられます。
こうなってしまえば、本当に鍵を持つ必要はなくなりますね。
これはキーケース及びキーホルダー業界にとって前代未聞の由々しき事態といっても過言ではないのではないでしょうか!?
・・・ん〜、過言ですかね。
しかし、これらはリスクヘッジの観点で言えば、とても危険です。
もしiPhoneの電池が切れたら車に乗れない上に家にも入れない。
当然、電話もできないという事態になり、まさに死活問題ですよね!
そこで、コレです。
アメリカ素晴らしいですね!
こうあってこそ、スマートフォンがスマートたる地位を確立していると言えるのではないでしょうか。
日本も頑張れ!
ということで、今度は日本のお話。
日本では車ではなく部屋に設置するエアコンをiPhoneで操作できる機能を搭載したものを、2012年8月にパナソニックが発表しました。
帰宅時間に合わせて部屋を快適にしておいたり、寝る少し前にリビングから寝室のエアコンを操作なんて使い方、便利ですよね。
ところがこの機能、目玉であったにもかかわらず発売時には削除されてしまったのです。
理由は「電気用品安全法」という法律で家電製品の ”器体のスイッチ又はコントローラの操作以外によって電源の操作をしてはい” という内容の項目があり、実現できなかったのです。
とても残念です。
と こ ろ が !
2013年5月10日、この法律の該当項目が緩和されました!
それがこちらです。
電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈の一部改正について(20130424商局第1号)
・・・んーと、難しいこと書いてますけど、簡単に言うと「安全ならエアコンも危険が生ずるおそれのないものとして認めますよ」ということです。
もともとこの法律、昭和37年にできたもので、現在の技術に対応しきれないのも当然ですよね。
これにより晴れてパナソニックの対応機種も、アプリを更新すれば電源の操作ができるようになるそうです。
良かったですね!
この規制緩和によりエアコンだけではなく、その他のいろいろな家電もどんどんスマート化が進んでいくことでしょう。
ところで、スマートフォンって、どれぐらいの人が使っているんでしょうね?
いくらスマートフォンを中心にスマートな生活が提案されても、そもそもスマートフォンを持っていない人にしてみれば関係ない話です。
そこでちょっと調べてみたところ、こんな記事を見つけました。
えっ!!? 日本って、そんなもんなの???
スマートフォン界隈なんて、余裕で最先進国ぐらいに思っていたんですが、たったの28%ですか・・・。
現在はもっとのびているとは思いますが、アメリカだけではなくヨーロッパや中国よりも圧倒的に少ないんですね。
シェアでこれなら、人口で比べたら日本人スマートフォンユーザという市場の狭さは想像以上です。
ローカライズの重要性を、改めて認識しました。
しかしそれと同時に、コレからまだまだ伸びしろがあるとも言えるのではないでしょうか!
Yohei at 2013年07月02日 10:00:35