Windows9はイケてる!……かも(2)

度重なる延長の末、遂に4月9日にサポートを終了したWindowsXP。米分析会社のNet Applicationsの調査によると、まだ20%以上のシェアだとか。これはWindows8よりも多い数字です。 尚、現在最も多いのがWindows7で、シェアもおよそ半数以上との話です。これはXPから乗り換えたOSが、Windows8では無くWindows7が圧倒的に多かった事も、理由の一つになっています。 WindowsユーザーはXP、及びWindows7の使い方に満足していたにも関わらず、ガラッとUIを切り替えて(しかも使い勝手もけっしてよくない)多くのユーザーに敬遠されたWindows8は商業的にはある意味失敗だといえるでしょう。 そんなWindowsですが、来年春にはWindows9が登場する事もあって、期待も含めて様々なリーク情報が飛び交っています。

以前リーク情報についてのまとめを本ブログで記載しましたが、今回は前回に引き続き追加のリーク情報および追加される機能についての感想を書き綴っていきたいと思います。

Cortanaの搭載

CortanaとはAppleのSiriのような音声アシスタント機能の事です。 尚、このCortanaですが人気ソフトHaloで登場する女性型の人口知能からとられています。 おそらく、AppleのSiriの高慢だが知的な感じのするSiriに対抗し、音声アシスタント機能自体に親しみを覚えてもらおうという判断かと思われます。 ちなみにCortanaの画像はコチラ。

画像:MicroSoft Cortana

尚、声もゲームと同じだそうです。気分はマスターチーフ!って感じですね。

通知センターの導入

スマートフォンでおなじみの通知センターがWindwos9でも導入されるとか。 これは地味に嬉しいですね。現在、私も色んなアプリを使用し「通知」を受け取っているのですが、ブラウザだったりネィティブなアプリだったりで混沌した状況です。OSがサポートしてくれれば、全てそこで一括管理できるので、かなり扱いやすくまた見やすくなりそうです。

OSの統合

現在のWindowはおなじみにデスクトップ版以外にも、スマートフォン用のWindows Phone、タブレット用のWindows RT、と存在しており、端末毎にOSが存在していたのですがそれが統合されます。 と言ってもUI自体は全く同じになるわけではなく、スマートフォン、タブレットではModern UI、デスクトップ版は従来のUIがメインでModern UIはスタートメニューの中に納まるようです。

確かに現在のWindows8、Windows8.1(デスクトップ版)には、スタート画面からModern UIの世界に突入するのですが、マウスポインタでの操作は実用的では無かったと感じます。もともとModern UIは、タッチスクリーンに適したデザインなので、デスクトップ版では廃止とはいかないまでも、スタートメニューの一機能に収まってくれるのは嬉しいですね。

また、それに伴いスタートメニューも復活するようなので、尚良いニュースかと思います。 長年MicroSoftが改良を加えた優れたUIをWindows8で一旦手放してしまった感があるのですが、Windows9では再びかつての快適性が戻ってきそうなので何よりです。

今月、9月30日(現地時間)にはMicroSoftのイベントが開催されるので、多少なりともWindows9についての速報もあるはずので今から期待です。



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