正規表現基礎(2)

今回はさまざまなプログラミング言語やツールで活用できる正規表現の基礎文法を紹介します。
本記事は前回の「正規表現基礎(1)」の続きです。

正規表現の基礎文法とマッチング確認

以下のサイトを使用することで正規表現のマッチングの動作確認を簡単にできますので以下サイトを使用して説明します。
https://regex101.com/

マッチング確認用に以下のテキストを使用します。

hello world
gigas japan 1234
nishida@gigas-jp.com
:)


試しにテキストを1文字「g」を入力すると以下のようにマッチング箇所がハイライトされます。

次にテキストを1文字「.」を入力するとすべてハイライトされます。

「.」は正規表現の記号ですべてをマッチングするという意味になります。
もし「.」のみマッチングさせたい場合はエスケープ記号「\」を「.」の前に記載します。

「.」の前にエスケープ記号「\」を記載した場合、上図のように「.」のみがハイライトされます。

正規表現の記号(文字の一致)

\d

0-9の数値を示します

\w

英数字、アンダースコアを示します

\s

スペースを示します

\D

数値ではないことを示します

\W

ワードではないことを示します

\S

スペースではないことを示します

.

改行以外のすべての文字を示します

例えば\dを繰り返し記載することで数値の桁数を示すことができます。
例)
\d\d\d
3桁以上の数値マッチ


次回は数量関連をさらに細かく指定することができる正規表現の記号を紹介したいと思います。

木曜日担当:nishida



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