[Unity] UI Canvas の使用方法(2)

今回はUnityのUI Canvasの中から代表的なもの「InputField」「Button」「Text」の使用方法をシェアしたいと思います。
本記事は前回の「[Unity] UI Canvas の使用方法(1)」の続きです。

ボタンクリック時の動的処理

上記の送信ボタンをクリックした際の処理はScriptに記述します。
UnityのAssetsディレクトリの任意の箇所で右クリックをおこない、Create > C#Script を選択します。
今回はScript名を「BtnCtrl.cs」としました。
Script内容は下記の通りです。

using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
using UnityEngine.UI;

public class BtnCtrl : MonoBehaviour
{

    public InputField inputField;
    public Text text;

    // 送信ボタンが押された場合
    public void OnClickStartBtn()
    {

        //入力したテキストの取得
        inputField = inputField.GetComponent<InputField>();
        string inputText = inputField.text;

        //UI Textに出力結果を反映
        if (inputText != "")
        {
            text.text = "こんにちは、" + inputText + " さん";
        }
        else
        {
            text.text = "名前を入力してください";
        }

    }

}

UnityのヒエラルキーにGameObject > CreateEmptyで空のオブジェクトを設置します。
今回はオブジェクト名は「BtnManager」と設定しました。
「BtnManager」に先程作成したScript「BtnCtrl.cs」をアタッチします。
さらに下図のようにpublicで設定した「InputField」と「Text」には、Canvas階層以下にある「InputField」と「Text」をドラッグして紐付けます。

またCanvas階層以下にある「Button」インスペクターにあるOn Click ()には、
「BtnManager」を設定します。

さらにFunctionを「BtnCtrl > OnClickStartBtn()」
(先程作成したC#Script内のボタンクリック時の処理のメソッド名)
に設定して、処理を紐付ける必要があります。

この設定でPlayボタンでプログラムを実行すると、「[Unity] UI Canvas の使用方法(1)」で紹介した「サンプルプログラムの完成イメージ」と同じ動作が確認できます。

木曜日担当:nishida



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