LAMP環境の構築をおこなう(その2)

前回「LAMP環境の構築をおこなう(その1)」ではPHP7とMySQLのインストールおよび動作確認方法について説明しました。

今回はその続きで、phpMyAdminとWordPressのインストール方法、そしてアクセス権限周りの設定方法について説明します。

Linux環境でWordPressが使用できるようにすることが今回のゴールです。

phpMyAdminのインストール

MySQLをWebブラウザのGUI上で操作することを可能にするツール「phpMyAdmin」のインストールをおこないます。

以下のコマンドでphpMyAdminのインストールが可能です。

インストールが完了したらApache HTTP Server(httpd)の再起動をおこない、以下URLにアクセスします。

http://192.168.0.155/phpMyAdmin/

(※LinuxサーバーのIPアドレスは設定により異なります。くわしくは当ブログの過去記事「仮想環境のLinux上のhttpdにPCやスマホのブラウザからアクセスする」をご参照ください。)

上記URLにアクセスすると、以下の画面が表示されます。ユーザー名とパスワードは、前回の記事「LAMP環境の構築をおこなう(その1)」の(※1)で設定したものを入力してください。


ログインができたら、WordPressで使用するためのDBの作成をおこないます。

ここでは下図のようにデータベース名は「wp-01」、文字コードと照合順序は「utf8_general_ci」と設定しました(※2)。

WordPressのインストール

次に以下よりWordPressをダウンロードします。

ダウンロードが完了したら、解凍をおこない、以下の階層に設置します。

var/www/html

設置完了後、以下URLにアクセスしてWordPressの初期画面が表示されるか、確認をおこないます。

http://192.168.0.155/wordpress/

上図のようにダウンロードしたWordPressをそのまま設置しただけでは
WordPressの初期画面を表示することができませんでした。

アクセスが許可されていないためです。

アクセス権限設定の見直し

WordPressの初期画面が表示できなかったので、アクセス権限周りの設定を見直します。

以下のコマンドで/var/www/html/以下の階層のパーミッション設定を一括で変更できます。

/var/www/html/以下のディレクトリを「755」に設定。

/var/www/html/以下のファイルを「644」に設定。


上記のコマンド内で「755」や「644」といった3桁の数値がでてきました。

これがパーミッション設定の数値です。

各桁の数値の意味は以下の各数値の合計値となります。

読みRead4
書きWrite2
実行eXecute1

また、3桁の数値の各桁は、誰に対しての権限かを示しています。

百の位 所有者Owner
十の位 グループGroup
一の位 上記以外Other


例として「755」の場合の説明をおこないます。

「755」の場合は以下の表の権限設定を示しています。

所有者Owner7=4+2+1読み、書き、実行
グループGroup5=4+1読み、実行
上記以外Other5=4+1読み、実行

「644」の場合は以下の表の権限設定を示しています。

所有者Owner6=4+2読み、書き
グループGroup4=4読み
上記以外Other4=4読み


さらに上記パーミッションの設定に加えてCentOS7では、初期状態で有効化されている「SELinux」の設定変更をおこなう必要があります。

※本番運用の場合は、セキュリティを考慮した「SELinux」の設定が必須ですが、今回はローカル環境での非公開サーバーで手っ取り早くLAMP環境の動作確認をおこなうために、いったん「SELinux」は無効化して対処したいと思います。

「SELinux」の設定ファイルは以下のディレクトリにあります。

/etc/selinux/config

テキストエディタで上記の設定ファイルを開き、

SELINUX=enforcing
の部分を
SELINUX=disabled
と書き換えをおこないます。

その後、設定ファイルの保存をおこない、LinuxOSの再起動をおこないます。

再起動後、あらためて以下URLにアクセスして、アクセス可能か確認をおこないます。

http://192.168.0.155/wordpress/

下図のようにWordPressの設定画面が表示されました。

WordPressの初期設定

WordPressの設定画面ではDB接続用の情報の入力をおこないます。

前回の記事「LAMP環境の構築をおこなう(その1)」の(※1)や本記事の(※2)で設定した内容を入力してください。


DBへの接続が成功するとWordPressを使用するために必要なテーブルやカラムが自動生成されます。


これでWordPressが使用可能になりました。

木曜日担当:nishida




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