コマンドプロンプトでC#を実行する with csc

私は兎に角コードが書くことが大好きです。
また開発のスピードを上げるためには、簡単なコードを書いて検証していくことが欠かせません。

今回は、普段Visual StudioでC#を書いている皆様に、テキストエディター&コマンドプロンプト
C#ソースファイルをコンパイルする方法をご紹介させていただきます。

ビルドツール

C#ソースコードをコマンドプロンプトでコンパイルできるツールは以下の2つがあります。

* csc 
* dotnet

cscは、C#のコンパイラです。
dotnetは複数のC#ファイルからアプリケーションを簡単に作ることが出来るツールです。
どちらもコマンドプロンプトからC#ソースコードをコンパイルし、実行ファイル(exe)を生成することが出来ますが、
dotnetはパッケージを作成して行う必要があるなど、ちょっとした検証コードを確認するためには少し大げさです。

検証コードはいかに素早く確認できるかが鍵なので、直接cscを使って実行ファイルを生成して確認します。

cscを使って検証コードのビルド方法

cscを使う方法は3つあります。

1.  Windowsにインストールされているcsc
2. Visual Studioに梱包されているcsc
3. github上に上がっている最新のcsc

1は、以下に格納されています

C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319

上記は、Framework配下にv4.0.30319以外にもいくつかのバージョンが用意されています。
ただしこちら最新のバージョンのC#ではなく、C#5までしか対応していません。

2は無償版のVisual Studioをインストールしている場合は、以下に格納されています。

C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Community\MSBuild\15.0\Bin\Roslyn

3はこちらで配布されています。

https://github.com/dotnet/roslyn

コマンドプロンプト上で、どこでも上記のツールを簡単に呼び出すためには、環境変数に使用したいcscのパスを追加します。

環境変数 → Pathを選択 → 編集ボタンで以下を表示

上記に使いたいcscが格納されているフォルダパスを追加します。
私は、Visual Studioに梱包されているcscが使えるようにしています。

これによってコマンドプロンプト上でcscコマンドが使えるようになります。

これでどこでもC#ソースファイルを以下のようにビルド出来るようになります。

$ csc helloworld.csc # 実行ファイルの生成
$ helloworld # 実行ファイルの実行

ただし検証ファイルは以下のように、必ずmainメソッドを持つクラスを用意する必要があります。

// helloworld.cs
using System;

class Test {

    public static void Main() {

        Console.Log(“Hello World”);

    }

}

簡単なコードの検証など即座に動作確認出来るメリットがあります。
また /langversion:(使いたいバージョン) をオプションで加えることによって、
C#のバージョンを切り替えることも出来ます。

ぜひお試し下さい。

木曜担当
yoshimoto




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