Kinectのここ最近の利用例

お久しぶりです。大阪も肌寒くなりかなり経ちますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

現在もKinectアプリの開発を行っているという事で、今回のブログはMicrosoftのKinect開発チーム公式ブログより、ここ最近の事例を紹介していきたいと思います。

いずれもKinectセンサーの前に立つユーザーの動きをキャプチャし、それを画面に反映するものが多かったです。
これはまさにKinectの持つNUIとしてのポテンシャルを、どのようなサービスに使用すればよいかの好例といえるでしょう。

WeDoBD 2015 – Totem Interactif CoMixMatch


モンタージュの様にキャラクターの部位を組み合わせるシンプルな内容です。
Kinectは手の動きを捉え、画面上のカーソルの動きに一致させています。
このような企画の場合、大抵はタブレットやタッチパネル対応のディスプレイで行う事が多いのですが、その場合人が利用するほど画面が手の油で汚れてしまいます。
当然汚れた画面を触りたいという人はあまりいないと思いますが、Kinectを使う事でそのような問題からも解放され、また子供でも簡単に操作が行えます。

Halloween Kinect graveyard


子供の動きに合わせて画面上の骸骨も動いています。
画面についてはプロジェクターでスクリーンに映像を投影していだけのシンプルなものです。
必要な機器はKinectセンサー、プロジェクター、スクリーンになる布だけですので、個人でも用意出来るほど安価で済んでいます。
また、UnityのKinectプラグインを使ってソフトウェアを制作している為、開発コストも多くかかりません。

Reflexion Health uses Kinect for Windows to bring physical therapy into patients’ homes


動きをキャプチャし画面内のキャラクターに反映しており前述の動画と同じ用に感じられますが、その目的は明確に違います。
これは医療(リハビリ)の為のサービスです。
画面内のキャラクタが見本として正しい動きを行い、患者がその動きを正確にトレースしているかを確認するためのものです。
リハビリには効果的な正しい動きが必要なのですが、横に医者が居なくても自宅のリビングでもそれが実施できます。

7Bot Desktop Robot Arm Dual– gesture control using Kinect


人の動きに合わせてアーム型ロボットを動かしています。
これが実用化されれば、きめ細かい動きもロボットも行う事が可能となり、産業、医療においても大きな躍進が期待できるかと思います。

EN Kinapsys presentation


これも医療(リハビリ)目的のサービスです。
前述の動画と異なり、ゲームの要素を入れて患者に楽しんでリハビリが行えるように作られています。
姿勢をリアルタイムで検出できる事から、やはり医療方面での活用が目立ちますね。

木曜日担当 Window開発チーム 古村



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