出身地、バレちゃいます!
- 2013年9月03日
- Web Service
方言って面白いですよね
自分では気づかなくても、意外と使ってたりするんですよね。
そんな方言から、出身地を当ててしまう「方言チャート」なるものを作った方々がいます!
この「出身地鑑定 方言チャート」は東京女子大学篠崎晃一教授の指導のもと、11人のゼミ生たちによって開発されたそうです。
なーんかよくあるタイプの名前診断とか程度かと思って、軽い気持ちでやってみたんですけど・・・
結論から言いますと、ズバリ当たってました!すごい!
よく考えてみると、すごいんですよ。
同様のサイトでも、ネタ系のものはだいたい名前や生年月日から乱数をとって、適当にあるパターンの結果を表示すれば済むわけです。
また、占いの場合なんかも必勝法ってのがあって、複数のポイントを入れると、誰でもどれかは当たってるような気がする答えを作っちゃえば、けっこう喜んでもらえます。
(※ もちろん、ちゃんとした占い師が監修しているサービスもありますが)
でも、出身地って、ランダムじゃ当たらないですよね。
だから、チャートで絞っていくんですけど、なかなかとてつもない情報量を絞り込まないと行けません。
実際にやってみよう
さて、なんだかんだ言うよりも、実際にやってみるのが早いですよね。
最初はコレ
私の場合「はい」なのですが、最初の1個ってやっぱり絞り込むのに重要ですよね。
この質問で、どれくらいわかっちゃうんでしょうね?
その後も「はい」か「いいえ」で答えていくだけなので簡単です。
これなら、ドラクエのゆうしゃでも答えられますね♪
合計7個の質問(パターンによって変わる?)だったのですが、後半になると「あ、コレは絞り込んできてるな!」って感じです。
この辺は、地元では「え?方言だったの?あるある」ですね。
就職で地元を離れた私としては、幾度も飲み会のネタとしてお世話になりました!
そんなこんなで・・・
当てられちゃいました。
お見事!
さりげなく、すごいことだと思います
これ、最初にも書きましたけど、なかなか難しいことだと思います。
ユーザーにとっては、軽い感じでやって、おおすごい!面白いね!って程度の話しですが、さすが大学の研究ですね。
きっと、データ量がすごいです。
まず、出身地全て(全都道府県?)の方言が必要です。
篠崎晃一教授は社会言語学の教授で、いろいろな方言の本を出されている方のようなので、その辺はこのゼミの専攻ジャンルなのでしょう。
さらにそれだけではなく、少ない質問で地域を絞り込むアルゴリズムを理解しなくてはなりません。
これは理系のジャンルになるので、プログラマの私はワクワクしますが、言語学を専攻する文系の方には取っ付きにくかったのではないでしょうか。
そう言う意味でも、すごいと思うんです。
何はともあれ、楽しいので一度やってみてください。
http://ssl.japanknowledge.jp/hougen/
Yohei
Yohei at 2013年09月03日 10:00:44