ジオラマのような写真加工
- 2013年5月28日
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こんにちわ、Yoheiです。
突然ですが、写真のチルトシフト加工ってご存知でしょうか?
実際の写真なのに、ジオラマのような質感に見えるように加工することです。
高いところから見下ろした景色の中でちょこちょこと人形のような人間が動く映像をテレビなどで、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
実は本当のチルトシフトは特殊なレンズを使った撮影で、意味合いが少し違ってくるのですが、チルトシフト撮影の醍醐味の一つとしてジオラマっぽくなる効果があるみたいです。
チルトシフトレンズとはチルト(傾き)をシフト(ずらす)できるレンズです。
通常、高いビルのふもとから撮影した場合、地上付近は太く上の方は細くなってしまいますが、このレンズを使うとさも真正面から撮ったようにまっすぐ撮影できます。
逆に下から煽った感じを強調することもできます。
複数のレンズの角度を利用して光学的に調整します。
なんか、魔法みたいですね。
ちなみにちょっと検索してみたところ、お値段は14万円とか23万円とか、かなりお高いです^^;
さて、話はそれましたが、お高いレンズを使わなくてもフリーの画像編集ツールやアプリなんかでも、それっぽいことはできちゃったりします!
それが俗にいう「チルトシフト加工」というモノです。
僕もちょっと、以前お仕事で試作したアプリを改造して、作ってみちゃいました!
それでは、こちらの写真を加工してみようと思います。
1.明るさを上げる
白っぽくなりましたね。
こうすることで細かい汚れや傷などを飛ばしてしまうんだと思います。
2.コントラストを上げる
明るさを上げたときに白んでしまうので、もう一度クッキリさせます。
3.彩度を上げる
色を鮮やかにすることで、ニセモノっぽさをUPです!
4.上下をぼかす
これは一眼レフで撮影した感の演出です。
手前と奥のピントが合ってないような感じにするのがコツです。
これで完成です!
どうでしょう? 少し模型っぽい感じに見えますでしょうか?
・・・う〜ん、調整がいまいちですかね。
それぞれの加工を強めにかけるのがポイントですね。
あとは被写体も重要だったりします。
本当はお天気カメラの映像のような、高いビルから俯瞰で撮影した写真が適していたりします。
もし高いところから写真を撮影する機会がありましたら、ちょっと試してみてはいかがでしょう?
「見ろ!!人が模型のようだ!」などと高笑いするのも楽しいかもしれませんね。
Yohei at 2013年05月28日 03:41:39