新人日誌5

入社後からAndroid開発で使い始めたKotlinについて

KotlinはAndroidStudio3.0から標準でサポートされるようになったようです。


Kotlinには基本データ型はなく同じように扱えるIntやLongもクラスオブジェクトです。

変数を宣言する時

var 変数名「:データ型クラス」 = 初期値

とすると内容を変更可能な変数が宣言でき、

val 変数名「:データ型クラス」 = 初期値

とすることで内容変更不可な変数が宣言できます。

型推論を行ってくれるので初期値を入れる場合「:データ型クラス」は省略可能です。

また、文末のセミコロンも省略可能ですが、うっかり書いてしまってもエラーにはなりません。

初期値を入れずに後で初期化したい変数を宣言するには

lateinit var 変数名:データ型クラス

とすることで実現できます。

この場合初期値が無いので型推論できないので、データ型を省略することはできません。

型推論は行ってくれますが、暗黙の型変換は行ってくれません。

例えば

val i:Int = 0
val l:Long = i

はエラーになります。

ですがデータ型はクラスなので型変換用のメソッドが用意されている場合があります。

val i:Int = 0
val l:Long = i.toLong()


関数は

fun 関数名()「:戻り値のデータ型クラス」{}

とすることで定義することができます。

「:戻り値のデータ型」を省略することで戻り値voidとして定義できます。


forループについて

kotlinでは

for(i = 0; i < MAX; i++){}

というforループが書けません。

同じ動きをさせるには

for(i in 0..MAX)

と書く事で実現できます。


JavaやC言語をつかっていると、ついクセで

データ型 変数名 = 初期値と書いてしまってエディターに怒られてしまいます。


水曜担当 : Tanaka



アプリ関連ニュース

お問い合わせはこちら

お問い合わせ・ご相談はお電話、またはお問い合わせフォームよりお受け付けいたしております。

tel. 06-6454-8833(平日 10:00~17:00)

お問い合わせフォーム