絵画のような写真加工

こんにちわ、iOS開発担当のYoheiです。

 

先日、ジオラマのような写真加工という記事を投稿したのですが、これに似た技術でHDRと言うものもあります。

どんなものかというのはこちらを見ていただけるとよくわかると思います。

HDR – Google 画像検索

チルトシフト加工とは違い、絵画の様ですね。

一昔前の欧米産のゲームを彷彿とさせる色彩にも見えます。

 

HDRとはハイダイナミックレンジ合成(High Dynamic Range imaging)の略だそうです。

なんか、強そうですねっ!

これは本来、風景写真など明るい部分と暗い部分の差がありすぎる被写体を撮影する時に、より美しく表現するための技法です。

パソコンのモニタ等で表現できるコントラスト比には限界があり、現実と全く同じには表現しきれません。

結果として、暗い部分が黒くつぶれてしまったり、明るい部分が白飛びしてしまうことがあります。

これを回避するために、明るさの違う同じ画像を複数枚用意し合成することで平均化します。

暗すぎる部分は明るく、明るすぎる部分は暗くなり、鮮やかではっきりとした印象になります。

風景写真以外にも、逆光状態での撮影にも有効ですね。

 

・・・さて、最初に見たGoogle画像検索結果を思い出してください。

ちょっと今の説明と、印象が一致しないのではないでしょうか^^;

これは上記のような効果をあえて強くかけることで、得られる効果をうまく利用する活用方法なのです。

写真は現実の景色を切り取るわけですが、それを加工をするということは即ち、より非現実的になると言い換えられると思います。

本来、明暗の差が強いはずの部分がフラットになっているので、人間は違和感を感じるのですね。

結果、リアルに描いた絵のように見えるようです。

なんか、不思議ですね。



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