OpenAI GPT API(8) 感情分析

今回は感情分析(Sentiment Analysis)のプロンプトを紹介します。
AIは文章を解析して、その文章が、ポジティブ、ニュートラル、またはネガティブかの
感情分析の判断をおこなうことができます。

AIによる感情分析の用途の例

例えば、レストランのレビューサイトなどで、悪意のあるネガティブなレビューがあった場合、
管理者に通知をおこない、掲載するかどうかを判断する、といった用途に使用できます。

他の用途としては、ユーザーが自由に書き込みできる掲示板などで
あるトピックに対しての世評が肯定的なのか否定的なのかを統計をとることができると思います。

感情分析(Sentiment Analysis)のプロンプト

以下のプロンプトで実際に試してみます。

プロンプト:
Classify the following text sentiment as positive, neutral or negative:
(ここにレストランのレビューを記載する)


■ニュートラルな内容のレビューをかいた場合


■ネガティブな内容のレビューをかいた場合


■ポジティブな内容のレビューをかいた場合


上記のように的確に判断されました。
プログラム内で使用する場合は、アウトプットフォーマットを以下のように設定すれば
条件分岐や集計などで活用しやすいです。

1:positive
0:neutral
-1:negative

次回はPythonのWebシステムでAIを活用する場合の例を紹介したいと思います。

木曜日担当:nishida



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