[A5:SQL Mk-2] レコードのバックアップと復元、およびinsert文の生成について
- 2020年10月23日
- 技術情報
今回はSQL開発ツール[A5:SQL Mk-2]の使用方法で、レコードのバックアップと復元、およびinsert文の生成について紹介します。
[A5:SQL Mk-2]とは
[A5:SQL Mk-2]はフリーのSQL開発ツールで、Windows OS上で使用できます。
動作が非常に軽いのが特徴でSQL開発をサポートする機能が多く備わっている使い勝手のよいソフトウェアです。
[A5:SQL Mk-2]は 以下URLから入手可能です。
https://a5m2.mmatsubara.com/
レコードのバックアップと復元
開発環境で現段階のテーブルレコードのバックアップをとり、必要な場合に復元できるように準備しておくという際に有効な方法です。
[A5:SQL Mk-2] ではいくつかの方法で、対応が可能ですが、シンプルかつわかりやすいのが「csvエクスポート」と「csvインポート」機能を使用する方法です。
それぞれ下図の赤枠のボタンで実行できます。

csvをインポートする際には下図のように、csvのカラムとデータベーステーブル上のカラムのリレーションの確認をおこない、必要に応じて調整をおこないながらインポートできます。

insert文の生成
他の環境にレコードを移植したい場合などは、既存レコードの内容をinsert文に変換できれば便利です。
そのような場合、[A5:SQL Mk-2] ではテーブルメニューの「insert文エクスポート」で実行できます。

以下が「insert文エクスポート」の実行結果です。[A5:SQL Mk-2]のクエリエディタに生成されたinsert SQLが表示されます。

金曜日担当:nishida
nishida at 2020年10月23日 10:00:09