OpenAI GPT API(4) モデルについて

これまでの例では「text-davinci-003」というモデルを使用してきましたが
今回はOpenAIから提供されている様々なモデルについて説明します。

OpenAIから提供されているモデル

OpenAIから提供されているモデルは様々な種類があります。
これまで試してきたTextCompletionAPIでは、入力したテキスト(プロンプト)に基づいてAIがアウトプットテキストを生成します。

GPT-3、GPT-3.5、GPT-4は自然言語を解析することができ、さらに入力された自然言語に応じた返答やプログラミング言語でのコードも生成することができます。
OpenAIのその他の種類のモデルとしては、入力したテキストをベースに画像を生成することができるDALL-Eや、音声ファイルを解析してテキストファイルに変換することができるWhisper、プログラミング言語の解析や生成に特化したCodexなど、OpenAIから提供されているモデルは様々な種類があります。

そのうち自然言語処理のGPT-3、GPT-3.5、GPT-4についてみていきたいと思います。
GPT-3.5はGPT-3をベースに調整したモデルになります。
GPT-3は2020年のモデルで、GPT-3.5は2022年に開発されたモデル(2021年までのデータを学習)になります。
GPT-4は現在ベータ版ですが、最新のモデルになります。
試用するためにはGPT-4 API waitlistに申請をおこなう必要があります。
https://openai.com/waitlist/gpt-4-api

GPT-3で使用可能なモデル

GPT-3、GPT-3.5、GPT-4を使用するにあたり使用するモデルを選択することができます。
上図は最も古いGPT-3で使用可能なモデルのリストです。
基本的に性能のよいモデルほど動作速度が遅く、価格は高くなります。
例えば一番下にあるadaは性能はよくありませんが高速で安価です。
GPT-3で使用できるモデルは性能が高い順に、davinci、curie、babbage、adaの順になります。

性能が高い/低いと具体的にどのような違いがあるのか、使用するにあたり価格はどのように算出されるのかなど、次回確認します。

木曜日担当:nishida



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