Facebook「Oculus Quest 2」を発表

2020年9月16日に開催されたFacebook Connect 7で、新型VRヘッドセット「Oculus Quest 2」が発表されました。これは現行製品の「Oculus Quest」の後継となるPC不要のスタンドアロン一体型VRヘッドセットです。

https://www.oculus.com/?locale=ja_JP

Oculusシリーズは「Oculus Rift S」「Oculus Quest」「Oculus Go」の3シリーズありましたが、PCVRのハイエンド機「Oculus Rift S」については後継が発表されず、また現行機の「Oculus Rift S」も翌年(2021年)には販売終了となることがアナウンスされました。
スタンドアロン一体型で3DoFの入門機「Oculus Go」は今年販売終了しましたので、今後はQuestシリーズのみに一本化していく戦略のようです。

「Oculus Quest 2」は、現行製品の「Oculus Quest」と比較して、価格は1万円以上も安くなった上に、性能および解像度が向上しています。
解像度は現行製品の「Oculus Quest」では2880×1600だったのが、「Oculus Quest 2」では3664×1920まで向上しています。これはほぼ4K(3840×2160)に近い解像度で、Oculusシリーズで最高の解像度になるということです。

スマートフォンなどでもスクリーン解像度が4Kに対応しているハイエンド機もありますが、そもそもスマートフォンは画面が小さいのですごく近づいて見ないとその良さはわかりません。
一方、VRでは視界がすべてスクリーンになるため、解像度の向上は最も進化のわかりやすい部分です。現行製品の「Oculus Quest」の解像度(2880×1600)は、スマートフォンやPCのモニターとしては十分な解像度ですが、VRで見ると文字の表示など細かい部分がぼやけて見え、ブラウン管時代のPCモニターを見ているような感覚になります。このあたりどの程度まで改善されているのか楽しみです。

金曜日担当:nishida



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