AndroidStudioのgradle

AndroidStudioのgradleで開発中に便利と思った機能をいくつか紹介していきます
今回はbuild.gradleの中の機能となります

便利機能

productFlavor

productFlavorは、一部機能が異なるアプリを作成する時などに便利です
例えば、無料版と有料版で広告の有り無しなど、アプリの元となる部分は一緒で一部分が違うアプリです
ここでは、パッケージ名のみ変更していますが、プログラム内でFlavor名やパッケージ名の取得で機能を分けることができます

記述の仕方は、以下の通りです(build.gradle)

android {
    productFlavors {
        free{
            applicationId "sample.app.free"
        }
        normal{
            applicationId "sample.app"
        }
    }
}

applicationIdだけでなくversionNameやsigningConfigなども個別に設定できます

signingConfigs

signingConfigsはビルド時に自動でアプリへの署名の設定を記述します
これだけでは、自動で署名はしてくれませんので注意が必要です
自動署名をするには、上記で紹介したproductFlavorやdefaultConfigにsigningConfigを記述する必要があります
記述の仕方は、以下の通りです(build.gradle)

android {
    signingConfigs{
        normal{
            keyAlias "sampleapplication"
            keyPassword "123456789"
            storeFile file("sampleapp.jks")
            storePassword "123456789"
        }
    }
}

簡単な記述だけでBuild>Generate Signed APK…から、毎回実行していた
パスなどの入力を省くことができるのですごく便利です

終わりに

今回紹介した開発中に便利と思った機能はgradleのほんの一部分です
gradleを学習することで、さらに開発の効率化をしていきたいです

火曜日担当:poppy



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