遂に日本発売決定!Microsoft HoloLensのプレオーダーが12月2日より開始!

遂に国内でもHoloLensの発売が決まりました!プレオーダーは12月2日から開始され、発想は来年以降との事。
今回のブログはMicrosoftのサイトからHoloLensについての情報をかき集めて、まとめていきます。
実際の製品版とは情報が異なるかもしれませんし、誤った情報もあるかもしれませんが、その点ごご容赦ください。

HoloLensとは

まずはHoloLensとはどういうものか、日本語字幕の紹介動画がありましたので、こちらをご覧ください。大体のイメージはつかめるかと思います。
Microsoft HoloLens: Welcome Japan Partners

見ての通り、ARとVRを組み合わせようなデバイスです。その為か実質ARなのですが、MicrosoftはHoloLensをMR(Mixed Reality)と称しています。
一応最初に断っておきますが、今回のブログで紹介している動画は全てコンセプト動画なので、実際の使用感とは異なります。
私も一度使った事があるのですが、思いのほか視野は狭く感じました。また、半透明のモニター越しに実世界を見る事から、動画のようなクリアなホログラムを期待すると肩透かしを受けます。

価格

33万円!OculusやViveと違って、別途PCを購入しなくても良い(というか、PCも同梱されています)とはいえ、個人で使うには結構なお値段です。
尚、法人向けもありまして、そちらは55万円!だそうです。法人向けはキオスクモード、複数のHoloLensを管理する機能(設定、インストールするアプリ、セキュリティ)などが付いているそうです。

ハード

画面はHDで16対9。ホログラムが見える距離は2.3mまでだそうです。Micro-USB 2.0は付いているのですが、USB 3.0は対応していないようです。
CPUはIntel32とホログラム用にカスタマイズしたプロセッサ(HPU)が一つ搭載しています。
RAMは2GBで、前述のCPUを考えるとデバイスのスペックはそれほど高いワケでは無いですね。HoloLens用アプリを作る時はパフォーマンスは気を付けた方がいいようです。

ホーム画面

ホーム画面は英語のみ対応のようです。ただし、アプリは日本語に対応しているようです。
他にも制限としては、
・ローカル通知とPush通知は完全に対応していない。
・通常のWindowsのようなファイルエクスプローラは無し。WindowsMobileのようにアプリでフォルダの管理を行う。
・トースト(ポップアップ、ダイアログ)は無し
・連絡先、カレンダーのAPIは現時点では使用出来ない。
・メールへのアクセスは出来ない。
があります。

アクセサリ

HoloLens ClickerというHoloLens版マウス、キーボード、ゲームパッドに対応しています。いずれもBluetoothで接続します。
尚、HoloLens Clickerだけは最初から同梱されている模様。

操作方法

操作方法は前述のアクセサリ以外に、手の動き、視線、音声でも行う事が出来ます。詳しくは後述。

視線による操作

Microsoft HoloLens: Gaze Input

手の動きによる操作
Microsoft HoloLens: Gesture Input

手で行う操作方法の種類は、ジェスチャー、ブルーム、エアタップがあります。
エアタップは決定や選択(マウスクリックに相当)、ブルームはキャンセルやHOME画面に戻るに使います。
ジェスチャーはマウスのドラッグ・アンド・ドロップに相当します。

 

HoloLens用アプリ

UWPとして作成した場合の解像度は853×480でライブタイルは使用出来ません。また、共有コントラクト(テキスト、画像を他のアプリとシェアする仕組み)、フルスクリーンモード、印刷機能も対応していません。

 

アプリデモ動画

HoloLens対応アプリの動画がありましたので、以下列挙します。
Microsoft HoloLens: RoboRaid

Microsoft HoloLens: Fragments

Microsoft HoloLens: Skype

Microsoft HoloLens: HoloTour

Microsoft HoloLens: Young Conker

Microsoft HoloLens: HoloStudio

Microsoft HoloLens: Actiongram

開発メンバーがAppleから引き抜かれたりとトラブルに見舞われた事もありましたが、ようやくHoloLensが日本にも上陸です。
HoloLensはまだ始まったばかりですが、これからどのような体験を提供してくれるのか、今後も目が離せないですね。
金曜日担当 Window開発チーム



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