Windows 10が凄い!!

1月21日(米国時間)、MicrosoftはWindows 10に関する発表を行いました。 その内容にワクワクする要素がありましたので、Microsoftからの発表を元にWindows 10(以降Win10)について語りたいと思います。

CortanaがPCにも搭載

Cortana」(コルタナ)はiOSのSiriと同じような機能の音声アシスタントです。これをスマートフォンでなく、なんとPCにも搭載されるとの事です。まさに究極のアクセシビリティです。 Windows8以降、タッチパネルにも対応している上音声アシスタントが付くという事で、Win10は最先端のOSのような雰囲気が漂っています。ま、実際にはPCを使用している時に使うケースは少ない気がしますが。

Windows 7以降のユーザーは無償でアップグレード可能

これは地味に嬉しいニュース。Visual Studio Community無償提供といい、最近のMicrosoftは太っ腹です。 とはいえWindows 7を単純にWin10にアップグレードしても、インストールしているPCのスペックが耐えられるかどうか、何より本当にちゃんと動作するのか懸念は残りますね。

Spartanの搭載

SpartanとはWebブラウザの事で、直接表示しているページにコメントを入れたり、前述のCortanaにより音声による検索とか行えるようです。おそらくタブレットでの操作を意識をした作りじゃないかと。しかしこのタイミングでも、プレビュー版の公開すら先の話のよう状態なので、Win 10搭載時はあまり安定していない可能性もありそうです。ちなみにIE11もWin10には搭載されるみたいです。(なのでWin10には最初から、新ブラウザSpartanとIE11の2つのWebブラウザが搭載されている事となります)

タッチスクリーンUIとマウスベースUIの自動切り替え

これは、素晴らしい発想だと思います。マウスでの操作と、指で画面をタッチしての操作は、必要とされるUIの方向性が全く異なっています。Windows 8ではモダンUIのせいで非常に使いづらい思いをした方も多かったかと思いますが(当然、私もその一人です)、その問題はまさかの逆転の発想で解消されるようです。正直な話、この機能は他のOSでも導入して欲しい!

そして……HoloLens!

まずは動画をご覧ください。

Microsoft HoloLens – Transform your world with holograms

Microsoft HoloLens – Possibilities

HoloLensヘッドマウントディスプレイなのですが、単なるディスプレイではなくARとVRの機能を備えています。 ディスプレイには3Dのオブジェクトが配置され、それを手のジェスチャーを認識して触る事が出来るという、これまでのヘッドマウントディスプレイでは成しえなかった使用感を実現しています。 VRヘッドマウントディスプレイのOculus Riftも素晴らしいな事は素晴らしいのですが、キーボードやマウスでの操作という事でやや残念な感じでした。 ですが、HoloLensでは普通に手で操作!Kinectで培った技術が生かされているのでしょうか。(それにしてもOculus Riftはいつ市販されるんでしょうね。)

このHoloLensですが残念ながら発売日は未定。一応Win10にAPI自体は搭載されるのですが、正直Win10の発売日には間に合わなそうです。おそらくWin10のサポート期間中には発売されると信じているのですが……。とはいえ、HoloLensの登場はこれまで停滞気味であったPCと私たちの関係を新たなステップに押し上げる事となるのは確かでしょう。

木曜日担当 Window開発チーム 古村



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