いよいよ日本でも発売か!?Windows Phone!!

先ほど、今週末25日に、MicrosoftNokiaの携帯部門の買収を完了するとのニュースが入ってきました。

Microsoft Will Pick Up 93.5% Of The Windows Phone Device Market When Its Nokia Deal Closes On Friday

これによりiPhoneやAndroidに遅れをとられていたWindows Phone(以降WP)も、いよいよ本格的にスマートフォン市場への導入が加速します。

20140423

さて、このWPですが、残念ながら国内ではまだ発売されいません。 ……いないのですが、ソニーモバイルコミュニケーションズがWPをリリースするとの記事を見つけました。(申し訳ありません。ソースのサイトは購読料を払わなければ閲覧出来ませんので紹介ができません。)そして7月に予定されているWP8.1へのリリースにも対応する予定だとか。

ま、いずれも正式発表では無いのですが、Windows Phone 8.1 Developer Preview(OSのベータ版のようなモノ)の言語設定に、なぜか日本語が含まれている事から、割と国内発売は信憑性が高くなっているのではないでしょうか。 (ちなみに、これまではNokia等の端末のみ日本語はサポートされてました。日本で発売されていないので、それはそれで謎ですけど)

さてさて、このWPが仮に国内で発売されたとしても、スマートフォンユーザーは、iOS、Andoirdで満足しきっているので厳しいんじゃないか、というのが一般的な見解でしょう。 勿論、コンシューマ向けとしては弱いとは思いますが、ビジネス向けとしてはかなり強力なんじゃないでしょうか。

なんといっても、エクセル、ワード、パワーポイント閲覧と編集(!)が出来ます(本家ですもんね)。そして、WPにバンドルしている機能としてSkyDriveとの連携があり、これも何気に強力です。(ちなみに、MicroSoftが提供しているSkyDriveとは無料のオンラインストレージです。)

例えば、ドキュメントをSkyDriveに放り込んで置いて、外出先で閲覧、問題箇所を修正した後に、社内の人間が編集したドキュメントをさらに扱う……という事もシームレスに出来るわけです。 iOS、AndroidともにOffice製品を扱うのが苦手な事もあり、ビジネスシーンには使いづらかった点があったのですが、WPにはそれらを解消できる充分なポテンシャルを持っています。

また、WP自身ビジネス向けを意識しているのか、企業単位での使用もできます。例えば、各企業ごとのアカウントでセキュリティポリシーを設定出来たり、その企業でしか使用出来ないアプリをインストールしたりする事も出来ます。また、セキュリティの面で優れているなと感じたのは、リモートで元の状態(企業アカウントを追加する前)に戻せる機能があるという事。情報の流出の大半が、悪意のあるクラッキングでは無く、端末の置き忘れ、置き引きで発生している事実からして、この機能は何気に優秀なのではないでしょうか。

さて、WPを持っていないけどどんなのものか触ってみたい!という人も結構いるんじゃないでしょうか。 私のような開発者であれば、本家のサイトからイメージファイルを入手し、仮想のOS上で動作させる事は出来るのですが、一般の方にとってはかなり敷居が高い筈。 で、簡単に動作を確認できる方法が無いかと探していた所、ブラウザ上でデモ版WPを触れるMicroSoftの公式サイトがありましたので、最後にそれを紹介して本記事を締めたいと思います。

WPデモサイト(英語版)

木曜日担当 Window開発チーム 古村



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