日産の「Nismo Watch」
- 2013年9月13日
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iPhone5Sが発表されて、かなり話題になっていますが、今回もスマートウォッチの紹介をしようと思います。
今回紹介するのはあの自動車メーカー日産が発表した「Nismo Watch」です。
スマートウォッチといえば前回紹介したGALAXY GEARのようにスマートフォンやタブレットと連携するのが定石ですが、Nismo Watchはクルマに接続して動きます。
Bluetooth LEでクルマのコンピュータに接続することで、速度や燃費、交通状況などのデータを表示してくれます。さらに心拍数計も搭載していて、健康状態をお知らせしてくれます。運転中に心拍数が上がりすぎると警告してくれる機能もあります。
将来的には心電図や脳波、皮膚温度のモニタリングといった技術も追加することを検討しているそうです。
しかし、なぜ自動車メーカーがスマートウォッチを出すのか疑問でしたが、開発した欧州日産の話では
1:近年ウェアラブルデバイスへの注目が高まっており、将来的に大きな市場に成長する可能性があること。
2:GTアカデミーや2013年のはじめに開設したNISMO Lab で使用している最先端のデータ分析・トレーニング方法をNISMO オーナーに提供し、所有感とドライビング経験を向上させること
上記2つの理由だそうで、完全にスポーツとして車を楽しむ人向けの製品ということになりますが、このタイプの製品の開発が進めば、運転中の急な体調不良に陥った際の自動停車機能や飲酒検知機能など一般のドライバーにも便利な製品になるのではないかと思います。
このNismo Watch ConceptはIAA 2013にて展示される予定で、発売日や 価格についての情報は明らかになっていません。
いつか実物を見てみたいですね。
金曜担当:Tutomu
Tutomu at 2013年09月13日 10:00:08