楽しいビッグデータ

tokyo new-york-city

きれいな地図ですね!

左が東京、右がニューヨークです。

これ、あるデータをマッピングして可視化したものなんですが、何だと思いますか?

正解はTwitterのツイートされた場所です!

だから水色なんですね。

当然と言えば当然ですが、きれいに人口密集地の色が濃くなっています。

都市と都市が、きちんと線でつながって、ちゃんと地図の形になっているところが面白いですね。

こちらのTwitter公式ブログから引用しました。

The geography of Tweets

ビッグデータが面白い

これは近年、IT関連のトレンドの一つとなっている”ビッグデータ”というやつです。

ビッグデータとは、単に膨大な情報という意味ではなく、それらを解析し活用することまで含めて用いられることが多いです。

更に、可視化することで全く違う側面が見えてくることもあるのが面白いところなのではないでしょうか。

 

ツイート時間ヒートマップ

今度はこちら。

縦軸は1日の時間、横軸は1年の日にちを表しています。

 

まず東京

tokyo

 

続いて、ニューヨーク

ny

 

どちらも、一年を通して細かく縦に縞になっているように見えますね。

これは、平日より週末の方がツイートが多いため、こうなっているのです。

この縦縞、ニューヨークははっきりしてますが、東京は全体的に薄いですね。

つまり日本人は、一年を通していつでもつぶやいてるんですね。

こういう違いから、日本人とアメリカ人の国民性の違いというか、Twitterの利用の仕方の違いをかいま見ることができますね。

 

国民性という意味では、こちらは更に顕著です。

riyadh

これはサウジアラビアの首都リアドです。

日本やアメリカとはちょっと違っていますね。

まず、くっきり見えるのが7月から8月の期間、がらっと雰囲気が変わっています。

これはイスラム教徒が多いため、この時期はラマダンに入るためこうなるのだそうです。

また、よく見ると一年を通して横に白い筋が入っていることに気づきます。

これはイスラム教のお祈りの時間と一致するそうです。

まさに国民性ですね。

 

詳細はこちらのPDFをご覧ください。

Visualizing the“Pulse”of World Cities on Twitter(PDF)

 

ビッグデータの楽しみ方

結局、ビッグデータとはなんだ?

調べてみると、けっこう難しい話ばかり出てきます。

これらを活用するのは、基本的にはビジネス的なマーケティングなどをする人たちですので、当然です。

活用するのもとても難しいです。

データ自体は無秩序で、しかもその名の通り膨大ですので・・・。

しかし、可視化して眺めていると、いろんなものが見えてきます。

更に条件を変えて並べて比べてみると、違いが見えてきます。

そうやって想像したりするのって楽しくないですか?

私は、推理小説を読んでいるような気分になります。

ビッグデータは、そんな楽しみ方もありだと思うんです。

 

 

参考サイト

つぶやきビッグデータで見える人々のシンクロ、米Twitterが“パルス”視覚化

ツイートされた位置をマッピングして浮かび上がる都市の形、東京など13画像

 

Yohei



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