Windows11が発表されました!

先週6月24日にMicrosoft社がWindows10の次期バージョン「Windows11」の発表をおこないました。
今回はWindows11の発表内容で気になった点や感想などをシェアしたいと思います。

「Startボタン」について

Microsoft社公式のWindows11の紹介動画が公開されました。

この動画で紹介されているUIを見て、まず気になった点は、タスクバーに表示されているアイコンが、Startボタンを含めてセンタリングされているということです。

私はWindows95の頃からWindowsを使用していますが、これまでのどのバージョンのWindowsも「Startボタン」は画面左下に固定になっていました。
今回、Windows11で「Startボタン」は画面左下に固定ではなくなり、中央部分に表示されるようになります。
Startボタンは多用するボタンなので、使用感はどうなのか、慣れていけば違和感はなくなるのか、マルチモニタで使用する場合どうなるのか、などが気になりました。

「Startメニュー」について

Startボタンを押すと表示される「Startメニュー」ですが、従来はインストールされているアプリケーションがリスト形式で表示されていましたが、Windows11ではアプリケーションがアイコン表示になるようです。
画面タッチで使用するオンスクリーンキーボードなども強化されているようなので、タブレットPCとしてWindowsを使用するユーザーに向けて、アプリケーションはアイコン表示にしてタッチで押しやすくしているものと思われます。
上記の紹介動画の中でもWindowsPCをiPadのようにタブレットとして使用している例が紹介されていました。

「Skype」がプリインストールされずに「Microsoft Teams」がプリインストールされる

「Microsoft Teams」はZoomやSlackに対抗するソフトですが、この市場はコロナ禍でのリモート需要により急激に伸びています。かつてのブラウザ競争でInternet ExplorerをOSにバンドルすることで、 Netscape Navigatorのシェアを奪った時のように、「Microsoft Teams」も今後さらにシェアを伸ばしてくるのかもしれません。

マイクロソフトストアが手数料ゼロで使用可能に

AppleのAppStoreは手数料に30%を課しており、この件についてFortniteを開発しているEpicGames社と訴訟になりました。
Windows11ではマイクロソフトストアでアプリケーションを公開する場合、手数料はゼロにすると発表されています。
Windowsはもともとフリーウェアやシェアウェアの数がとても豊富なので、それらのアプリケーションがマイクロソフトストアで一括管理されるようになれば使いやすくなりそうです。
さらにWindows11ではWindowsアプリだけでなくAndroidアプリも動作するようになるということです。

Windows10ユーザーにはWindows11は無償で提供される

Windows11の具体的なリリース日はまだ決まっていませんが、2021年後半になりそうとのことです。
またWindows10ユーザーにはWindows11は無償で提供されるということです。
現在使用しているPCがWindows11に対応しているか確認するためには、以下のURLからチェックアプリをダウンロードして確認することができます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11
数台の自宅のPCで確認しましたが、いずれもWindows11対応とのことでした。新しめのPCであれば、Windows11は動作すると思いますが、ネット上ではWindows11対応不能との声が意外と多いので アップデートを検討されている方は事前にチェックしておく必要があるのかもしれません。

(参考)Windows 11は無償でアップグレード可能! ただし、イケてるPCに限る……
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1334227.html


木曜日担当:nishida



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